ラッシュ/プライドと友情
F1映画『ラッシュ/プライドと友情』の公開に先駆け、主演のクリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、アカデミー賞受賞監督のロン・ハワードが登壇する来日した記者会見を開催した。

特別ゲストとして、本作の“熱い男達のドラマ”に強く感動したという元プロ野球選手の清原和博氏が登場。日本中を感動させた彼が、自身の体験も重ねて本作の見どころを語った。

ジェームス・ハントとニキ・ラウダのいう伝説のドライバーが命を賭して競った1976年の実話を描いた壮大なヒューマンドラマ「ラッシュ/プライドと友情」は、すでにヨーロッパでは公開され、高い評価を受けている。

本作を手掛けたアカデミー賞受賞監督のロン・ハワードは「いよいよこの映画が日本の皆さんに観てもらえるかと思うと、本当に嬉しいです」とコメント。

「ジェームス・ハントとニキ・ラウダという魅力的なキャラクターが魅力的で、F1のレースシーンも迫力の映画です。私は、いつも観客を驚かせることを目的に映画をつくっているのですが、今回は自分が驚かされることがあったんです。クリスとダニエルのおかげで、どんどんこの物語が面白くなっていったんです。用意していた脚本に、さらなるインスピレーションを与えてくれたんです」

「クライマックスの雨の富士スピードウェイは、F1 ファンの間では神話になっているレースだし、撮影するのはとてもプレッシャーでしたが、うまく撮れたと思います。この映画は、アクションも満載の映画ですが、根源にはエモーショナルな、人間ドラマがあります。ぜひ大きいスクリーンで楽しんで下さい」

後半には、スペシャルゲストとして、現役引退後も光り輝くプロ野球界のスーパースター、清原和博が登場。

「僕は車もF1も大好きで、21歳の頃からずっとフェラーリに乗ってるんです」という清原和博は「ニキ・ラウダのあの大事故ももちろん覚えています。この映画で描かれる人間ドラマに感動しましたね」とコメント。

「僕はもちろん派手で、女性好きのハントですね(笑)。 ニキ・ラウダは、どこか、皆さん知っていると思いますが、元チームメイトの完璧主義者の選手(桑田真澄のこと)に似ていますね(笑)」

その後、清原の提案で日本流のヒット祈願!として、二升半という特大の瓶に入った祝い酒“益々繁盛”(二升を「ますます」、半升を「はんじょう」と読む縁起物のお酒)を来日ゲストに贈呈。最後は来日ゲストと清原による鏡開きでイベントを終えた。

RUSH■2014年2月7日(金)TOHO シネマズ 日劇ほか全国ロードショー ■配給:ギャガ ■提供:ギャガ、ポニーキャニオン
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カテゴリー: F1 / F1関連