F1公式アプリとウェブサイトが刷新 ファンの体験をパーソナライズ可能に
F1は、先週末のカナダGP終了から数日後となる今週、公式モバイルアプリとウェブサイトを大幅にリニューアルした。これにより、ユーザーはより直感的に情報へアクセスでき、好みに合わせた体験のカスタマイズが可能になった。

F1は「ファンは複数のドライバーやチームを選択して追跡できるようになり、セッション中の詳細なトラッキングだけでなく、シーズンを通じたパフォーマンスの把握も可能になった」と説明している。

新たにデザインされたホームページでは、短尺および長尺のビデオコンテンツが強調されており、「モバイルファーストのストーリー形式や縦型動画など、新しいフォーマットを導入。これにより、より現代的で親しみやすいユーザー体験を提供し、SNSやデジタルエンタメ業界のベストプラクティスを取り入れている」という。

さらに、リニューアルされた両プラットフォームでは、F1 TVのコンテンツも紹介され、ライブ中継やオンデマンド配信を楽しめるほか、サブスクリプションサービス「Live Timing」経由で主要なテレメトリー情報やデータにもアクセス可能となる。

F1は、アプリとウェブサイトの開発中にファンとのテストを重ねてきたと明かし、「ファンからの要望を優先して実装し、全体的な改善と並行して取り入れた」と述べている。アクセシビリティも重要視されており、「音声なしでも視聴できるようビデオオーバーレイを採用したほか、フォントサイズの調整機能やダーク/ライトモードを導入し、より幅広い層に対応している」という。

今回の変更はまず、速報ニュースやレース・技術分析、開催地ガイドのほか、FantasyやPredictといったゲーム機能を含むコンテンツの発見をより容易にすることに重点が置かれている。これにより、ファン同士が知識を競い合う楽しみも強化される見通しだ。

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カテゴリー: F1 / F1関連