アジア系初のアカデミー主演女優賞のミシェル・ヨーはジャン・トッドの妻
第95回アカデミー賞の授賞式が3月12日にロサンゼルスで開催され、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で主役を演じたミシェル・ヨー(60歳)が主演女優賞に輝いた。ヨーは主演女優賞を受賞した初めてのアジア人俳優となり、2002年のハル・ベリー以来21年ぶりの非白人系俳優の同賞受賞となった。

中国系マレーシア人のミシェル・ヨーは、1980年代に香港映画でアクション女優として頭角を現した。

結婚を機に一度は引退したが、3年後に離婚し、90年代に復帰。1997年公開の『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』では中華人民共和国の情報部員役でボンドガールを務め、ハリウッドデビューを果たした。

2005年、ミハエル・シューマッハ全盛期のフェラーリF1のチーム代表だったジャン・トッドと再婚。ジャン・トッドは2009年から2021年まで国際自動車連盟(FIA)会長を務めた。

ミシェル・ヨーのおかげで、ジャン・トッドは最も華やかなレッドカーペットのイベントの常連となっている。アカデミー賞の授賞式でも誇らしげに彼女の傍にいた

ジャン・トッドは「純粋な恵みと計り知れない幸福の瞬間! なんという旅なのでしょう。アカデミー賞最優秀女優賞を受賞したミシェルを誇りに思います」とコメントした。

ミシェル・ヨーとジャン・トッド

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カテゴリー: F1 / F1関連 / スクーデリア・フェラーリ / FIA(国際自動車連盟)