スキャンダルにより自動車業界全体からバッシングを受けるマックス・モズレー(画像)
マックス・モズレーのセックス・スキャンダルが、ポルシェのF1参入の可能性をさらに遠ざけた。

ポルシェのヴォルフガング・ポルシェ会長は、「マックス・モズレーが女性と問題になった今、(F1への)参入にあまり魅力を感じない」との意見を述べた。

また、ポルシェはフォルクスワーゲンの株式の過半数以上を獲得する動きをみせているが、F1参入が噂されてきたフォルクスワーゲンもまた、F1参入へは否定的だ。

フォルクスワーゲンのフェルディナント・ピエヒ会長は、F1に必要な年間予算について、「年間3億ユーロ(約490億円)は、まるで金を燃やすようなものだ」と語っている。

FIA会長であるマックス・モズレーがナチ風の乱交パーティに参加したとの報道により、ドイツ国内では大きな非難の声が上がっている。BMWとメルセデス・ベンツは今月はじめに異例の共同声明を出している。

ポルシェは、1950年代後半から1960年代前半にコンストラクターズとしてF1に参戦。1980年代にはマクラーレンにエンジンを供給し、マクラーレンTAGポルシェとして、ドライバーズタイトル3回、コンストラクターズタイトル2回を獲得。1991年にはフットワーク・アロウズにもエンジンを供給していた。

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