F1:話題のディフューザーは規約の「抜け穴」
FIAのチャリー・ホワイティングは、話題となっているトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのリアディフューザーの設計を規約の抜け穴だと語る。

チャーリー・ホワイティングは、バルセロナテストのガレージで一部のF1マシンに搭載されているソリューションの調査を行った。

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPが採用するリアディフューザーは、規約で制限されている高さを越えているように見え、ライバルチームはその合法性に疑問を投げかけている。

しかし、話題にはなっているものの、3チームはまだディフューザーのデザイン変更を要請されていないようだ。

FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、チームが規約の抜け穴を利用したと語る。

「彼らは必ず存在する規約の抜け穴を利用した」

「そして、他のチームが違う見方をしていることも理解できる」

ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルは、他のチームが不満を述べるだけで、そのコンセプトを採用しないことを疑問に感じているようだ。

「このソリューションをコピーするのは比較的簡単なことだ。これまで他チームがコピーしていないのを意外に思う」

開幕戦オーストラリアGPでライバルチームが異議を申し立てる可能性は残っている。F1の最高権威者バーニー・エクレストンは「メルボルンでどのチームが優勝しても、不正をしていると非難されるだろう」と述べている。

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カテゴリー: F1 / F1関連 / FIA(国際自動車連盟)