FIA vs フェラーリ
FIAは、スタンダードエンジンが導入されれば、F1撤退をも辞さないという姿勢に反論。より良いコスト削減のルールを決めるのは理事会ではなく、チームの義務だと主張した。

フェラーリは、月曜の夜、FIAが2010年のスタンダードエンジンの導入を推し進めるなら、F1での将来を検討するとの声明を発表した。

FIAは、チームは既に明白な選択肢を提供されていると語る。

先月、FIAの代表であるマックス・モズレーから将来のエンジン規則に関する3つのオプションを述べた手紙がチームに提示された。

3つのオプションとは、スタンダードエンジン、単独サプライヤーのエンジン、または独立チームへの1シーズンにつき500万ユーロ未満でのカスタマーエンジンの提供である。

「FIAはフェラーリ取締役会によって発行されたプレス声明を注意深く観察した。」

「フェラーリの取締役会は誤解をしているように思われる。FIAはチームに3つの選択肢を提供した。1つはスタンダードエンジンと呼ばれるもの、もう1つは自動車メーカーが500万ユーロ未満で独立チームにパワートレインを提供することを共同で保証すべきだというものだ。」

「FIAが、フェラーリの財政的な成功を嬉しく思っており、それが持続することを望んでいる。しかしながら、いくつかのチームは、彼らが収入を大きく上回るコストに直面していることに気付いている。それを持続することはできない。」

「FIAの選択肢のひとつに同意するか、彼ら自身が持続可能なレベルにコストを削減する具体的な提案を生み出すかは、自動車メーカーにある。」

明らかにチームがそれを満たす提案を出すことができることが望ましいが、FIAは全てのチームの存続を保証するため、必要などんな措置をも下すことを明らかにした。

2つの選択肢の1つについて同意していないチームの結果を参照し、FIAは語る。

「どちらも起こらないのであれば。FIAは、信頼できるドライバーズとコンストラクターズの両方の世界選手権を維持するために、必要などんな対策もを講じるつもりだ。」

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カテゴリー: F1 / F1関連 / FIA(国際自動車連盟)