フェルナンド・アロンソ、ニューウェイ設計のアストンマーティンで初走行
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が、2026年F1シーズンを見据え、エイドリアン・ニューウェイ設計によるアストンマーティンの最新マシンをサーキットでテストした。ニューウェイは昨年アストンマーティンに加わり、2026年の新レギュレーション導入に向けた開発作業を本格化させている。

67歳のニューウェイは、ウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルなどで通算26のタイトル獲得に関わってきた、F1史上屈指の名デザイナーとして知られる。

レッドブルを去った2024年当時も、F1以外の分野でハイパーカープロジェクトに携わっており、その流れで誕生したのがRB17、そして今回アロンソが走らせた「ヴァルキリー」だ。

ヴァルキリーをバルセロナでドライブ
今回アロンソがステアリングを握ったのは、アストンマーティンとレッドブル・レーシングの協業によって生み出されたハイパーカー「ヴァルキリー」。今週初めにはRB17の第2仕様も公開されており、ニューウェイが関わるプロジェクトが相次いで注目を集めている。

アロンソは自身のインスタグラムに、バルセロナ・サーキットを走行するヴァルキリーの写真を投稿し、「Valkyrie on track.」と簡潔なキャプションを添えた。アストンマーティン側も同様に、走行シーンの写真を公開している。なお、ヴァルキリーは約300万ポンド(6億3,000万円)で市販されるハイパーカーで、究極の性能と“走る楽しさ”を両立させた一台とされている。

アロンソの希望はニューウェイに託される
ニューウェイはかねてから、「一緒に仕事がしたいドライバー」としてアロンソ、あるいはルイス・ハミルトンの名を挙げてきた。今回、二度のワールドチャンピオンであるアロンソと同じプロジェクトに本格的に関われる状況が整いつつある。

44歳のアロンソは、最後のタイトル獲得が2006年、最後の優勝が2013年スペインGPと、長く勝利から遠ざかっている。現行契約は2026年までとなっており、去就はアストンマーティンの2026年の競争力次第だと本人は明言している。

もし表彰台争いや優勝争いが可能なパフォーマンスを示せれば、2026年限りでの引退も視野に入る。一方で、なお中団に留まる状況であれば、ニューウェイ率いる新体制に賭け、2027年や2028年まで現役を続ける可能性もあるという。

アロンソにとって、そしてアストンマーティンにとっても、ニューウェイと迎える2026年はキャリアとプロジェクトの行方を左右する重要な一年になりそうだ。




このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アストンマーティンF1チーム