オリバー・ベアマン F1サンパウロGP決勝「パーフェクトなレースを実行できた」
オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は、F1サンパウロGP決勝を6位でフィニッシュし、2戦連続でポイントを獲得した。

チームメイトのエステバン・オコンがハードタイヤスタートとパンクに苦しんだ一方で、ベアマンは週末を通じて好調なペースを発揮。中団勢トップとなる「ベスト・オブ・ザ・レスト」の座をつかみ取った。

序盤から安定したラップタイムを刻み、1ストップ勢のニコ・ヒュルケンベルグを含む複数台をオーバーテイク。2ストップ戦略を完璧に遂行し、終盤まで着実に順位を守り切った。アメリカ・メキシコに続く堅実な走りで、チームの勢いを後半戦につなげる結果となった。

「とても満足している。正直、僕たちは完璧なレースを実行できたと思う。」とベアマンはコメント。

「今日の結果は達成できる最高のもので、数台のリタイアに助けられた部分もあったけれど、ペースも戦略も良かった。何台かをオーバーテイクする場面もあったけど、あまり楽しいとは言えないね。リスクが伴うから」

「でもこのP6という結果で勢いを保てたのは最高の気分だ。メキシコは少し驚きの結果だったけど、こうして連続でポイントを取れたのは素晴らしい。残り3戦に向けて大きなチャンスを得たと思う」

オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) ブラジルグランプリ

ハースF1チーム代表の小松礼雄は「オリーの走りは素晴らしく、非常に強力なレースペースを見せてくれました」と称賛。

「昨日の予選も良かったのですが、我々はさらに速さがあると分かっていたので、今日はそのポテンシャルを引き出すことを目標にしました。オリーをクリアエアに出すため、アグレッシブな2ストップ戦略を採用し、チーム全体が完璧に実行してくれました。本当に見ていてうれしいレースでした」

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カテゴリー: F1 / オリバー・ベアマン / F1ブラジルGP / ハースF1チーム