ベアマン F1サンパウロGP代役出場は「今朝6時半頃に小松さんから電話」
ハースのドライバーであるマグヌッセンが体調不良のため、ベアマンは今シーズン2度目となるマグヌッセンの代役を務めることになり、土曜のスプリント予選では10番手で通過した。その後、週末を通してマグヌッセンの代役を務めることが明らかになった。
当初はサンパウロでのスプリントレースに召集されていたベアマンは、予選セッションの直後に、日曜日に自身3回目のF1グランプリをスタートすることがわかった。
「ケビン・マグヌッセンは体調不良のため、金曜日のサンパウログランプリでのトラック走行に参加しない」とハースは発表した。
「公式リザーブドライバーのオリバー・ベアマンが代役を務める。チームはケビンの早期回復を祈っており、また改めて最新情報を提供する」
ベアマンは今年初めのサウジアラビアGPで、フェラーリのカルロス・サインツの代役として急遽F1デビューを果たし、2025年にはハースのフルタイムドライバーとしてレースに出場することが決定。アゼルバイジャンGPでマグヌッセンが出場停止処分を受けた際には代役を務めた。
バクーでのレースは、これまでで唯一、ベアマンがレースに完全に備えることができたレースだったが、金曜日にハースF1チームのボスである小松礼雄から電話をもらったことに、早朝にもかかわらず、彼は喜んだ。
「今朝6時半頃に小松さんから電話をもらって起こされたんだ」とベアマンは語った。
「彼の名前を見たときはそれほど腹は立たなかった。もし、時差を理解していない私の母親とかだったら、もっと怒っていたと思うよ！」
「もちろん、ケビンにはベストを尽くしてほしいと思っている。なぜなら、彼は気分が悪いだろうし、このトラックでは多くの成功を収めており、ここでポールポジションも獲得しているからね。もちろん、F1マシンに乗れることはとても嬉しいし、喜ばしいことだ」
オリバー・ベアマンは、F1史上初めて2つの異なるチームで初レースからポイントを獲得したドライバーであり、フェラーリで参戦したジェッダでは7位、ハースでのデビュー戦となったバクーでは10位でフィニッシュした。
ブラジルでは、日曜日のグランプリレースに参戦する前に、F1のスプリントレースに参加する初のチャンスが与えられる。
ベアマンはスプリント予選で同じくハースのニコ・ヒュルケンベルグを予選で上回ったが、トップ10シュートアウトでのホットラップのスタートでミスを犯し、上位からスタートすることができなかった。
「マシンは一日中とても調子が良かったんだ。正直に言うと、FP1で走った最初の周回からとてもいいフィーリングだった」
「だから、SQ3に進出して予選セッションの最終段階まで進めたことは嬉しいけど、第1セクターでちょっとミスをしてしまい、多くの時間を失ってしまった。その周回の残りの部分は本当に本当に良かったので、少し残念だ」
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