オリバー・ベアマン ハースF1との初戦でも入賞で「歴史に名を刻みたい」
オリバー・ベアマンが2024年F1 アゼルバイジャンGPでポイント獲得を果たせば、彼なりのやり方で「歴史に名を刻む」ことになる。

サウジアラビアGPでフェラーリのカルロス・サインツJr.の代役としてF1デビューを果たしたベアマンは、今週末のアゼルバイジャンGPでは、出場停止処分を受けたケビン・マグヌッセンの代役として、ハースF1チームから出場する。

F1デビュー戦でポイントを獲得したドライバーという稀なグループの一員となったベアマンは、アゼルバイジャンで11番グリッドからトップ10フィニッシュを果たせば、さらに独自の偉業を達成することになる。つまり、2つの異なるチームで、F1デビュー戦と2戦目でそれぞれポイントを獲得した初のドライバーとなる可能性がある。

オリバー・ベアマンがアゼルバイジャンGPでポイントを獲得すれば、「歴史に名を刻む」ことになる
バクーでの予選後にこの可能性について尋ねられたベアマンは、「興味深い統計だよね?」と語った。

「もしかしたら、僕が歴史に少し名を残せるかもしれない。でも、明日は確実にポイント獲得を狙うよ」

オリバー・ベアマン ハースF1チーム 2024年F1 アゼルバイジャンGP

来季からハースF1チームにフルタイムで加入し、エステバン・オコンのパートナーとなるフェラーリのジュニアドライバーは、土曜日にQ3に進めなかったことにフラストレーションを感じていた。自分のマシンにはトップ10以内の予選通過ができるだけのペースがあると思っていたからだ。

セッション後、彼は自分のパフォーマンスを自己批判し、もしその日の早い段階でFP3でクラッシュしていなければ、予選でトップ10の決勝進出争いに加わるチャンスがあったはずだと考えた。

「車を傷つけるのは良くないし、イライラしている。僕の走行の間に、みんなに大変な仕事をさせてしまった」とベアマンは説明した。

「僕たちが走り出す5分前に、彼らは車を仕上げた。だから、まず最初に、彼らに大きな声援を送らなければならない。なぜなら、彼らは疲れを知らずに働いているからだ」

「彼らはここで稼いでいる。FP3でソフトタイヤを2本余分に走らせることができていれば、Q3に進出できていたかもしれないと思うと少し残念だ。なぜなら、今の僕のキャリアの段階では、それは非常に貴重だからだ」

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