ニキータ・マゼピン、F1ベルギーGPのファステストラップは幻に
雨で史上最短のレースとなったF1ベルギーGPのライブタイミングに表示された『3分18秒016』というニキータ・マゼピンのファステストラップは、赤旗ルールによって幻のものとなった。

2021年のF1ベルギーGPは、このスポーツの71年の歴史のなかで史上最短のレースとして記録されることになった。最終的な分類は、危険なウエットコンディションのなかで完了した3周のセーフティカーラップの最後から2番目、つまり1周目のセーフティカーラップが公式レースラップの終わりとなった。

したがって、ニキータ・マゼピンが記録したファステストラップは幻のものとなった。

17位に分類されたニキータ・マゼピンは「今日はさまざまな方向に進んでいた可能性がある」とコメント。

「コース上にたくさんの水がたまって、少なくとも僕のスタート位置からは視界はとても困難でした。セーフティカーの後ろでそれほど速くは走らなかったけど、前のマシンがどこにあるのかも分かかったので、ずっと水しぶきか収まるくらいの距離をを保とうとしていた」

「最高の日ではなかったけど、ファンにとってはさらに大変だったと思う。傘さえ持っていない人もいた。今日は雨の量だと、彼らはきっとびしょ濡れになっていたはずだけど、残ってくれたすべての人に感謝している」

「ハンガリーでの僕のレースは消化不良に終わったけど、今日のレースはみんなにとって消化不良だった。でも、少なくとも今回はザントフォールトとモンツァが控えているトリプルヘッダーのスティントにいる。良いレースができることを望んでいる」

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カテゴリー: F1 / ニキータ・マゼピン / F1ベルギーGP / ハースF1チーム