MotoGP:第2戦 ドーハGP 決勝:ファビオ・クアルタラロが優勝
2021年のMotoGP 第2戦ドーハGPの決勝レースは4日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、フリー走行4で唯一ロングラップを実行して最速ペースを刻んでいた5番グリッドのファビオ・クアルタラロが優勝。昨年9月の第9戦カタルーニャGP以来8戦ぶり3勝目、キャリア通算4勝目を挙げた。

気温21度、路面温度22度のドライコンディションの中、2番グリッドのヨハン・ザルコは1.457秒差の2位。2戦連続して2位を獲得すれば、ポールポジションのホルヘ・マルティンは1.500秒差の3位に入り、最高峰クラスの2戦目で表彰台を獲得。

8番グリッドのアレックス・リンスは2.088秒差の4位。3番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは5位。6番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは7位。9番グリッドのジョアン・ミルは8位。

18番グリッドのブラッド・ビンダーは9位まで挽回。4番グリッドのジャック・ミラーと7番グリッドのアレイシ・エスパルガロがトップ10入り。

19番グリッドのエネア・バスティアニーニ、10番グリッドのフランコ・モルビデリ、15番グリッドのポル・エスパルガロ、11番グリッドのステファン・ブラドル、12番グリッドのミゲール・オリベイラがポイント圏内のトップ15に進出。

2019年に樹立された優勝者からトップ15までのタイム差(15.093秒)を大きく更新する8.928秒差に接近し史上最短のタイムギャップを記録。

21番グリッドのバレンティーノ・ロッシは14.246秒差の16位。

最高峰クラス50戦目を16番グリッドから迎えた中上貴晶は16.241秒差の17位。19位のダニロ・ペトルッチまでが16.779秒差に接近。

チャンピオンシップは、序盤2戦を終了して、ザルコが40ポイントを稼ぎ最高峰クラスで初めてポイントリーダーに飛び出せば、クアルタラロは4ポイント差の総合2位、ビニャーレスも4ポイント差の総合3位に進出。

次戦ポルトガルGPは、ポルティマオ・サーキットことアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで4月16日に初日、18日に決勝レースを開催。決勝レースは、現地時間13時00分、日本時間21時00分にスタートする。

順位ライダーチームマシンタイム
1 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 42:23.997
2 J・ザルコ Pramac RacingDucati 1.457
3 J・マルティン Pramac RacingDucati 1.500
4 A・リンスTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 2.088
5 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 2.110
6 F・バニャイア Ducati Lenovo TeamDucati 2.642
7 J・ミルTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 4.868
8 B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM 4.979
9 J・ミラー Ducati Lenovo TeamDucati 5.365
10 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team GresiniAprilia 5.382
11 E・バスティアニーニ Esponsorama RacingDucati 5.550
12 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRTYamaha 5.787
13 P・エスパルガロ Repsol Honda TeamHonda 6.063
14 S・ブラドルRepsol Honda TeamHonda 6.453
15 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory RacingKTM 8.928
16 V・ロッシ Petronas Yamaha SRTYamaha 14.246
17 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSUHonda 16.241
18 L・マリーニ SKY VR46 EsponsoramaDucati 16.472
19 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory RacingKTM 16.779
20 L・サバドーリ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 38.775


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カテゴリー: F1 / MotoGP