ミック・シューマッハ、レッドブルF1の苦情に反論「消えることはできない」
ハースF1のミック・シューマッハは、F1アメリカGPで優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に与えた影響についての自身の見解を語った。

レースの終了間際。マックス・フェルスタッペンよりも8周フレッシュなタイヤを履いたルイス・ハミルトンは、その差を縮めていく過程で、周回遅れのミック・シューマッハに出くわした。

バックマーカーはフロントランナーにとって常に変動的な不安な瞬間であり、マックス・フェルスタッペンにとってミック・シューマッハを抜くのは簡単ではなかった。

マックス・フェルスタッペンは、ミック・シューマッハに引っかかったことで、ルイス・ハミルトンと1秒あった差はついにDRS圏内である0.8秒まで縮まった。しかし、自身もミック・シューマッハのDRS圏内にあったことで、最終ラップで貴重なブーストを得ることができたため、ルイス・ハミルトンをDRS圏外に押し出し、1.333秒差で勝利を収めた。

レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ミック・シューマッハがブルーフラッグが出ていたのに迅速に対応しなかったことで「心臓発作を起こしそうになった」と語ったが、マックス・フェルスタッペンは、タイヤがなかったため捕まえられなかったと語っていた。

ミック・シューマッハは「単に消えることはできない」と Sky F1 に語った。

「僕もコース上にいて、自分のレースがある。マックスにとって最も複雑ではなく、最も煩わしくないことを目指していました。彼はDRSを得ることができたので、ある意味でそこはチャラだったと思う」

「あのような状況にいれば、誰であっても他に何もできなかったと思う。それがレースだ」

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