ミック・シューマッハ、ハースF1チームで後方を走るのは“拷問
ハースF1のミック・シューマッハは、競争のないグリッド後方を走るのは“拷問”のようなものだと語る。

FIA-F2でタイトルを獲得したミック・シューマッハは、2021年にハースF1チームでF1デビュー。同じくルーキーのニキータ・マゼピンとともにオールルーキーのラインナップを形成している。

象徴的なラストネームを持つミック・シューマッハにとってにとって、スポットライトから離れて後ろで運転することはポジティブだという見方もあるが、実際には彼にとって“拷問”だと語る。

「マシンに乗っているとき、自分が何をしているのか分からない。たとえば、顔の表情や感情で言えば、僕はドライビングが大好きなので、自分がしていることを楽しんでいる」とミック・シューマッハは Channel 4 に語った。

「でも、自分が一番でないときは楽しくないし、リアルな競争なしで後ろを走るのはある意味で拷問だ」

幸いなことに、ミック・シューマッハは、自分のモチベーションを落とさないように、レースで自分の“ゲーム”をプレイしている。

「だから、自分自身のグランプリにしなければならない。ニコラス(ラティフィ)や(ジョージ)ラッセルが前にいる場合、彼らがリーダーであり、彼らを捕まえなければならないといった感じで走っている」とミック・シューアッハは語る。

「それはモチベーションを維持し、プッシュし続け、100%であるためにいつもプレイしているゲームだ」

ミック・シューマッハは、F1に到達するまでにF3とF2のチャンピオンに輝いたが、そこには彼の苗字がつきまとった。

「一般的に、みんなを幸せにすることはできないと言わなければならないと思う。僕は自分の価値を知っている。ここにいるために何を成し遂げてきかを知っている」とミック・シューマッハは説明した。

「その名前を持つことは、僕に名前を与えるだけでなく、潜在的に遺伝子も与えるので、僕は非常に優れたパッケージを持っており、おそらくそれは世界で最高の教師だと思う」

ハースF1のチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンの“マイクロマネジメント”を避けているが、それでも両方のルーキーに深く関わっている

そして、ミック・シューマッハは、本音で語ってくれるギュンター・シュタイナーに感謝していると語る。

「素晴らしい上司だと言わなければならない。彼はチームの全員をやる気にさせる」とミック・シューマッハは語る。

「彼は強い意見を持っており、それは十分に公平だ、何が悪いのか、何が良いのかを本音で伝えてくれるのは良いことだ」

「自分がどこにいるのかをいつも把握できるし、座って何が起こっているのかを推測するよりはましだ。そこは本当に感謝している」

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カテゴリー: F1 / ミック・シューマッハ / ハースF1チーム