2025年F1 マイアミGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント
2025年F1 マイアミGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。5月2日(金)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリント予選が行われた。

メルセデスのキミ・アントネッリが劇的なラストアタックを決め、ポールポジションを獲得。F1史上最年少でグリッドの最前列からスタートするドライバーとなった。

18歳のアントネッリは、波乱含みの予選セッションを通して安定した速さを披露。最終的には1分26秒482のタイムで、僅差でマクラーレン勢のオスカー・ピアストリとランド・ノリスをそれぞれ0.045秒、0.100秒差で退けてみせた。

1番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
「まさか自分がポールを取れるなんて思ってなかったよ!初めてのポールポジションは本当に最高の気分だ。フィニッシュラインを越えた時、自分でもいいラップだったと思ったし、3つのセクターすべてをうまくまとめることができたことには満足している。もちろん、あと少しタイムを稼げる場所はあったかもしれないけどね。この瞬間を楽しみつつ、すぐに明日に集中するよ。スプリントで勝つことができたら、今日を再現する形になるからね」

2番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「まずまず満足している。ベストなラップだったとは言えないけどね。最後のコーナーでロックアップしてしまって、たぶんそれでポールを逃したと思う。キミ、初ポールおめでとう。P2は悪くない結果だし、まだマシンにはもう少し引き出せるポテンシャルがあると思っている。明日は1つポジションを上げられるよう前向きな気持ちで臨むよ」

3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「接戦だったスプリント予選で、まずまずの結果だね。メルセデスにわずかにやられたけど、キミのポールはおめでとうって感じ。自分にももう少しタイムを出せる余地はあったと思うけど、P3には満足してるし、明日レースをするのが楽しみだよ」

4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「Q3ではいいラップができたし、タイヤの状態も悪くなかったんだけど、FP1の時点からずっとアンダーステアに悩まされていた。低速コーナーが多いこのコースでは、それが大きなタイムロスになる。第1セクターのような高速コーナーでは競争力があるんだけど、低速になるとグリップ不足が響いてくる。P4は悪くないけど、理想ではないね。今の状況を考えれば現実的な結果だと思う。ロングランのデータが少ないから、スプリントがどうなるかは読みにくいけど、車のバランスやフィーリングからすると、暑さの中で厳しいレースになるかもしれない。それでもベストは尽くすよ」

5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「まずはキミに心からおめでとうを言いたい。彼が初めてのポールポジションを取ったことを本当に嬉しく思っている。FP1の最初の周から彼はとても速くて、それはとても印象的だった。彼にとってもチーム全体にとっても素晴らしい結果だし、明日のスプリントでも好結果に繋がることを願っている。自分自身としては、今日はあまりマシンにしっくり来る感覚がなかった。少し苦しんでいて、ペースもほんの少し足りていなかった。SQ3では終盤の混戦に巻き込まれたくなかったし、イエローフラッグのリスクも避けたかったから、早めにアタックすることを選んだ。でもP5というのは正直良い結果ではないし、明日の本予選で改善する必要がある。スプリント週末は難しいけど、今日はあまり良くなかった分、明日はいい日になるように全力を尽くすよ」

マイアミグランプリ F1 マイアミGP

6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「この順位には満足していない。今日はあまり改善の余地がなくて、これが今の僕たちのベースラインだと思う。明日のスプリントではスタートを決めて、そこから状況をうまく作っていきたい。今のところ簡単な週末ではないし、取り組むべき課題はたくさんある。」

7番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
「まだ理想の位置には届いていないけど、特にSQ1ではクルマのフィーリングが良くて、一体感があったことはポジティブな材料だ。やるべきことはまだあるけど、今あるパッケージで最大限を引き出すこと、そこからさらに前に進むことに集中している。」

8番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「金曜日は終了。全体的には非常にポジティブな1日だった。FP1の最初のラップからクルマの感触はとても良くて、その状態をうまく維持できた。満足してるけど、他のチームが午後にかけて少しパフォーマンスを上げてきた印象がある。僕たちは最初から最適化できていた分、SQ3では少し後れを取った。でもミッドフィールド最上位に立てたし、ポイント獲得のチャンスがあるポジションだから悪くない。明日の本予選に向けてまだやるべきことはあるけど、良いスタートを切れている」

9番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
「今日はすごく緊張したスプリント予選だった。SQ1の最初のランでは最後のコーナーでミスをしてしまって、それでプレッシャーがかかった。でもSQ2では満足できるラップができて、SQ3に進むことができた。時間がギリギリで、シャルル(ルクレール)のすぐ後ろでのラップスタートになってしまったのは理想的ではなかったけど、全力で行くしかなかった。明日はスタートが非常に重要になるから、しっかり決めて、ポイント争いに加わりたい」

10番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「この順位で予選を終えられたのはちょっと驚きだ。クルマはまだバランスが安定せず、一貫性も欠けているけど、全体としては良い1日だった。今シーズン初めてSQ3に進出できたのも収穫だ。この勢いを保ちたい。明日はポイントが入るのは8位以内だけど、全力で挑むよ」

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カテゴリー: F1 / F1マイアミGP / F1ドライバー