ルイス・ハミルトン F1イギリスGP初日「やるべきことはある」
メルセデスにとって母国グランプリのF1イギリスGP週末は控えめなスタートとなった。地元ファンの期待を一身に背負うルイス・ハミルトンは6番手、ジョージ・ラッセルは10番手という結果に終わった。

オーストリアではラッセルがレッドブルのマックス・フェルスタッペンとマクラーレンのランド・ノリスの衝突を利用して勝利を収めたばかりだったが、シルバーアローはシルバーストーンでのFP2終了時点で0.5秒以上遅れをとっていた。

感想を尋ねられ、一日を通してペースがあまり良くなかったように思われると指摘されると、ハミルトンはこう答えた。「感触は良かった。全体的には良かったけど、マクラーレンのような上位のドライバーほど速くはなかった」

「今週末はいくつか小さな調整をしているけど、必ずしもアップグレードというわけではない。マシンに何かを追加するたびに、僕たちは正しい方向に進んでいるけど、他の人も同時にアップグレードを持ち込んでいる」

「あのセッションで0.65秒差だった。本当に正確に0.6秒差なのかはわからないけど、やるべきことはある」

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

一方、ラッセルはFP1とFP2の間に何が起こったのか考え込むしかなかった。また、メルセデスが最初のセッションでソフトタイヤを使用しなかった理由についても説明した。

「今朝は正直言ってとても良かった。マシンのフィーリングも良かった。午後は少し苦戦した。その原因を解明する必要がある」

「風が強くなり、タイヤをうまく使いこなせなかったと思う。おそらく、ここ数レースと同じくらいの競争力があったと思う」

タイヤ戦略については、「レースのためにソフトタイヤのほとんどを温存するつもりだけど、ソフトではなくミディアムをFP3で使うかどうかも見極める必要がある。日曜日の戦略を練っているところだ」とラッセルは付け加えた。

ラッセルはメルセデスが一晩で進歩できると期待しているが、天気予報がまちまちで、FP2終了時のシャワーの後にさらに雨が降る可能性もあると指摘した。

「FP1は本当に好調だった。FP2でペースを少し失った理由を理解する必要がある」とラッセルは述べた。ラッセルはハミルトン、ノリス、タイ系イギリス人のアレックス・アルボンとともに、グリッドに並ぶ4人のイギリス人ドライバーの1人である。

「でも、コンディションが変わればまた状況は変わるだろう。今、雨が降っているけど、ファンがびしょ濡れにならないことを祈っている。ここに来られて本当に嬉しいし、レースが楽しみでたまらない」

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