メルセデスF1代表 日本GP欠場を撤回して鈴鹿サーキットで指揮
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2024年のF1世界選手権の不本意なスタートを受けて、今週末の日本GPを欠場するという決定を撤回した。

今年からF1カレンダーが24戦に拡大されたため、チーム代表のヴォルフはモナコの自宅から鈴鹿サーキットでのイベントを監督する予定だった。

ヴォルフは2022年、ジョージ・ラッセルがメルセデスの唯一の優勝を飾ってワン・ツーを先導したブラジルGPでも同様に欠場していた。

ヴォルフは昨年の日本GPとその次のカタールGPも欠場したが、これは膝の手術を受けたためだった。

今回、日本の伝説的なトラックでのレースで、ヴォルフが再び「在宅勤務」を決断したのは、前戦オーストラリアGPでのチームの不振とはまったく関係がないと理解されていた。

メルボルンのアルバート・パークで行われた週末のレースでメルセデスはパフォーマンスを発揮できず、ルイス・ハミルトンがパワーユニットのトラブルで19周後にリタイアし、ジョージ・ラッセルはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソと6番手争いを繰り広げながら最終ラップでクラッシュした。

この結果、メルセデスは開幕から3戦を終えてコンストラクターズ選手権4位、わずか26ポイントしか獲得できず、首位レッドブルに71ポイント差という2014年にターボハイブリッドが導入されて以来、最悪のスタートを切った。

ヴォルフはこのグランプリの後、組織内での自分のリーダーとしての立場を疑問視するのは「フェア」だと述べた。

「自分の貢献がポジティブなものであることを確認する必要がある」

「私はこのチームをできるだけ早く立て直したい」

チームの運命を好転させるために、ヴォルフは現在、日本での現場にいることを確認している。スケジュールが流動的なため、今後数カ月は他のレースを欠場する可能性が高い。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1日本GP