メルセデスF1、モナコGPに“サイドポッドあり”のW14で登場
メルセデスF1がF1モナコGPに持ち込んだ“サイドポッドあり”のW14の写真が公開された。

今週末、F1界がモナコにやって来る中、大幅にアップグレードされたW14の登場させる準備を進めているメルセデスF1チームのガレージに注目が集まるだろう。

一部の関係者によって“Bスペック”カーと評されているこのアップデートは、メルセデスの悪名高き“ゼロポッド”を廃止するのではないかと疑われていたが、初期の画像リークによってその疑惑が裏付けられた。

F1ジャーナリストのアルバート・ファブレガは、チャンピオンシップリーダーのレッドブルのサイドポッドによく似たサイドポッドを備えた最新のメルセデスのF1マシンの写真をツイートした。


このアップグレードは、8度のコンストラクターズチャンピオンを獲得してきたメルセデスが、2022年の開幕以来、多くの頭痛の種となってきたコンセプトを捨て去るためのターニングポイントとなることが期待されている。サンパウロでの勝利に気を良くしたメルセデスは、2023年までこのコンセプトを継続したが、すぐにその間違いに気づき、別のデザインに取り掛かった。

チームは当初、イモラでアップグレードしたW14を発表する予定だったが、イタリアGPのキャンセルに伴い、今週末のモナコGPで発表することを余儀なくされた。

メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、このアップグレードが“特効薬”になることはないと警告しているが、このアップグレードが今後の土台となることを望んでいる。

「私の経験では、このスポーツに特効薬は存在しない」とトト・ヴォルフは語った。

「我々は、ドライバーたちがより安定した、予測可能なプラットフォームを得られることを望んでいる。そうすれば、この先、数週間、数カ月の間に、それを土台にすることができる」

「F1は厳しい競争であり、実力主義だ。我々は望んでいた場所にいないが、権利意識はない。我々を上位に導くためのハードワークが必要だ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1モナコGP