メルセデスF1、FTXの債権者リストに名を連ねる
メルセデスF1チームは、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXの何千もの債権者のリストに名を連ねている。債権者には世界で最も有名な企業もいくつか含まれている。

複数年のスポンサー契約を結んでいたFTXが11月11日に破産を申請したことを受け、メルセデスF1は唯一の勝利を収めたF1ブラジルGPの前に車からすべてのFTXのロゴを削除した。

FTXのアドバイザーが破産裁判所に提出された116ページの債権者のリストには、Facebook と Instagramの所有者であるMeta、アップルとNetflixといった企業やゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)などの主要銀行も含まれている。そこには債権の内容や金額、約970万人に及ぶFTXの顧客の情報は記載していない。

報告によると、上位50の債権者は、30億ドル (約3890億円) 以上の債務を負っているという。

暗号通貨の業界は数か月にわたって悲惨な状況にあり、デジタル通貨への信頼は薄れている。その結果、いわゆる「ブローカー」の価値とキャッシュフローも不足している。不安定な暗号通貨市場が、F1のスポンサーの撤退の理由であることは十分に考えられる。

F1チームと暗号通貨との雪だるま式に崩壊しており、スクーデリア・フェラーリはVelasとのパートナーシップをわずか1年で終了。レッドブル・レーシングはTezos、スクーデリア・アルファタウリはFantomとICMがパートナーリストから削除されている。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1スポンサー