メルセデスF1代表 「アウディへの人材流出は避けられない」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、メルセデスの従業員が2026年からF1に参戦するアウディに移籍する可能性があることは「疑いの余地はない」と認める。

メルセデスはここ数か月で、AMG ハイパフォーマンス パワートレイン部門の多くの主要なチームメンバーをレッドブルに引き抜かれた。その中にはベン・ホジキンソンとフィル・プレウなどが含まれる。

トト・ヴォルフは、アウディのF1参戦に伴いさらに多くのスタッフが退職することを期待しているが、ライバルチームから人材を獲得することにも同様に自信を持っている.

「アウディのために誰がを失ったわけではないが、メルセデスや元メルセデスの何人かがアウディに行く状況があるだろう。それについては疑いの余地はない」とトト・ヴォルフは語った。

「これは開かれた市場であり、チーム間でそのような動きはある」

レッドブルの新しいパワートレイン部門に各主要メンバーが採用された発表について、トト・ヴォルフは「我々にも他のPUメーカーからそのような動きがありましたが、それが発生するたびにプレスリリースを発行することはない」とコメント。

「それは完全に正常なことだ」

アウディはすでにドイツを拠点とすることを認めており、トト・ヴォルフは、それが転職を希望する場合の制限要因になる可能性があると見ている。

「最大の競争相手はレッドブルだ。彼らはすぐそこにいるからね」とトト・ヴォルフは語った。

「ドイツに行くときは、パワーユニットメーカーを切り替えることよりも大きな障壁がなので、私が最も心配していることではない」

「そして、パワーユニットの領域にもコスト上限が設定されようとしている。それによって、費やされるばかげたお金の量が制限されるだろう。これは重要なことだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / レッドブル・レーシング / アウディ