メルセデスF1にとってポーポイズ現象へのFIAの介入は悪影響?
メルセデスF1にとって、FIA(国際自動車連盟)がポーポイズ現象(ポーパシング)を排除するために発表した技術指令は悪影響を与える可能性がある。

全チームのなかで特にストレートでのバウンシングに苦しんでいたメルセデスF1は、チームが走らせなければならない最低地上高を導入することによって、競争の場を平常化する可能性のあるルールを導入することを望んでいた。

だが、一見するとポーパシングを軽減するための措置のように見える技術指令は、特にF1マシンについてルールを定めているわけではんく、問題を根絶する責任をF1チーム自身に負わせている。すなわり、F1マシンの車高を上げるなどの対策をチームに求めている。

簡単に言えば、グラウンドエフェクトカーは、車が地面から離れるほど、パフォーマンスは低下する。

メルセデスW13は、今シーズンこれまでのところポーポイズの影響を最も受けた車であると主張することができる。特にアゼルバイジャングランプリの後、ルイス・ハミルトンの背中の痛みを抱えていることが明らかになった。

ルイス・ハミルトンは、レースの途中で「背中の痛いに耐えられない」と無線で伝え、レース後は車から降りるのに苦労した。

FIAによって導入された新しい規則には、均一な車高を導入するのではなく、ラップまたはトラックの特定の部分での振動の量または車のバウンドの回数を制限することを検討する規定が含まれている。

これにより、そのしきい値を下回ったチームは以前と同じように競争できるが、他のチームはルールに準拠するためにそれに応じて車を調整する必要がある。

メルセデスF1がポーポイズ現象の影響をどれだけ受けているかを考えると、問題の解決策が見つかるまで、より高い車高を走らなければならない可能性がある。これにより、今週末のモントリオールなど、特にバンピーな路面のサーキットではパフォーマンスが制限される。

ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルの背中は、ポーポイズ現象に課せられた制限に感謝する可能性があるが、彼らの完全なペースは損なわれる可能性がある。逆に健康の影響を訴えるほど、メルセデスF1はパフォーマンスを損なう対策を施さなければならなくなる。

F1チームの代表者は、保護を理由にFIAによって持ち込まれた新しい技術指令に意見を述べる機会がある。

「ドライバーの健康への即時の身体的影響に関して懸念を持っており、ドライバーの多くは最近の出来事の後に背中の痛み報告している」とFIAは述べた。

「競技者が300km/hを超えるスピードで日常的に運転しているスポーツでは、ドライバーの集中力のすべてをそのタスクに集中させる必要があり、ドライバーが経験する過度の倦怠感や痛みは、集中力が失われることで重大な結果をもたらす可能性があると考えられる」

また、メルセデスF1ほどのポーポイズ現象に苦しんでいないレッドブルとフェラーリは、フィールドの前でのすでに重要なアドバンテージを今週末さらに拡大する可能性がある。


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カテゴリー: F1 / メルセデス