メルセデスAMG、F1テクノロジー満載のハイパーカー『ONE』を発表
メルセデスAMGは、F1マシンで使用されているハイブリッドエンジンと同じテクノロジーを採用したハイパーカー『ONE』を発表した。

AMGブランドの55周年を記念して、メルセデスは新しいAハイパーカー『ONE』を発表した。2シーターマシンは、メルセデスAMGハイパフォーマンスパワートレイン社がF1に供給するものと同じハイブリッドテクノロジーを採用している。

AMG ONEのエンジンは、1つの内燃エンジンと4つの電気モーターを使用して、782kw、つまり1063馬力の出力を発生させる。最高速度は時速352kmに制限されており、0-100km/h加速は2.9秒を誇る。

メルセデスAMG ONEは、この夏の後半に英国でデビューし、6月23日から26日まで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの一部として登場する。

F1にインスパイアされたエンジンの他に、AMG ONEは、カーボンファイバーのモノコックとボディ、アクティブエアロダイナミクス、プッシュロッドサスペンション、耐荷重エンジンとトランスミッションなど、モータースポーツテクノロジーを誇っている。

また、ハイブリッド駆動のリアアクスルと電気駆動のフロントアクスルを備えた完全に可変の全輪駆動を備えている。車は、わずか18.2 kmのかなりわずかな範囲ではあるが、純粋に電気のみで走ることもできる。

ブリックスワースのF1部門と協力して、AMG ONEは、4つの電気モーターを備えたターボチャージャー付き内燃エンジンを使用している。1つはターボ、1つはエンジン、2つは前輪となる。11,000rpmまで回転し、耐久性の理由から、F1回転数の制限を下回るように設計されている。また、エンジンは、ターボのコンプレッサーホイールを100,000rpmまで加速する90kWのMGU-Hを誇っている

インテリアデザインは、2人の乗員のためのミニマルな美学を備えたレーストラックの機能性重視のデザイン。ステアリングホイール、シート、ペダルボックスはすべて調整可能だが、シートの彫刻の一部であるセンタートンネルはカーボンファイバーサポート構造の一部となっている。

この車はF1に着想を得たステアリングホイールも備えているが、内部にエアバッグがあるという点でF1ホイールとは異なる。AMGボタンは、さまざまなドライブプログラム、9段階のトラクションコントロール、DRSのアクティブ化、サスペンション設定の変更など、さまざまな機能をアクティブにするために使用できる。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / 自動車ニュース