メルセデスF1首脳 「W12はタイトル争いに勝てるマシンになった」
メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショヴリンは、F1トルコGPでのメルセデスのペースは、チャンピオンシップを獲得できるというチームの自信を再燃させたと語る。

PU交換ペナルティで後方からのスタートとなったルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンにランキング首位の座を明け渡すことになったが、マシンの速さで言えば、チームは予選でフロントローをロックアウトする強さをみせた。

決勝は難しいウエットコンディションとなったが、バルテリ・ボッタスが勝利し、5位まで挽回したルイス・ハミルトンはダメージを最小限に抑えるとともに、新しいエンジンを手に入れている。

アンドリュー・ショブリンは、イスタンブールで全体的なパフォーマンスは残りのラウンドにむけて非常にポジティブなものだったと語る。

「我々はドライで良い形で走り、ウェットでも良いペースを見せた。チャンピオンシップに勝つことができるマシンのように思える」とアンドリュー・ショブリンは語った。

「開発に関する決定を下した年初を振り返れば、2年間のバランスをとろうとした場合、我々の懸念のひとつは今年の終わりに、まだポールを獲得し、フロントローをロックアウトし、レースをコントロールするマシンがあるだろうか?というものだった」

「土曜日にレッドブルを上回り、日曜日に彼らを凌駕することができるパッケージを持っていることを示したことは、最後レースに向けて本当に心強いことだ」

メルセデスF1は、開幕4戦で3勝を挙げてシーズンを開始したが、次の10戦ではわずか1勝しか挙げられなかった。しかし、ロシアとトルコでの連勝によって、コンストラクターズ選手権でレッドブルを36ポイントリードし、ルイス・ハミルトンはドライバーズ選手権でマックス・フェルスタッペンからわずか6ポイント差しかつけられていない。

「土曜日にレッドブルを上回り、日曜日に彼らを凌駕することができるパッケージを持っていることを示したことは、最後の6戦に向けて本当に心強いことだ」とアンドリュー・ショブリンは語る。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズでの近年のメルセデスF1の力強いフォームにもかかわらず、アンドリュー・ショブリンは、今後のレースでの可能性よりも落とし穴に注意を払っていると語る。

「我々は、自分たちにとって何が素晴らしく簡単かではなく、どのようなことに足元をすくわれる可能性があるかに目を向けながら、すべてのレースに臨まなければならない」とアンドリュー・ショブリンは語った。

「実際には我々はそういったアプローチはとらない。シミュレーションから得られるすべてのデータを調べて、とにかくマシンで必要なことに取り組むだけだ」

「非常に異なるターマックだが、ルイスが非常に得意なサーキットであり、オーバーテイクのチャンスがあり、デグラデーションがあるトラックだ。そのため、レースのダイナミクスが少し変わる」

「オースティンで強くないと考える理由はない。しかし、我々はトルコににむけて良い準備を整え、マシンは正しいウィンドウにあった。それこそが、今後のレースのために正しく行うことを確認するために必要なことだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデス