メルセデスGP
メルセデスGPのミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグは、来週のバレンシアテストで2010年マシン「MGP W01」のドライブを共有する。

メルセデスGPのチーム代表のロス・ブラウンは、ロズベルグとシューマッハが丸一日ドライブを担当する前に、初日に両方のドライバーからMGP W01のフィードバックを得ておくことによってチームは利益を得ると考えている。

「マシンはニコがスタートさせる」とロス・ブラウンは語る。

「初日は両方のドライバーに運転させるたい。1日目はクルマをチェックして、全てのパーツを点検することに費やす。重要なパーツのいくつかを分解することになるだろう」

「その間にドライバーを交代する。初日に両方のドライバーにインプレションを与えてもらうために彼らに走ってもらいたい。たぶんニコが2日目に走り、ミハエルは3日目だ。でも、初日は分割するつもりだ」

ロス・ブラウンは、バレンシアでの公開までに最大限に新車のための開発時間が欲しかったので、シュトゥットガルトでは新しいカラーリングを公開するに留めたと語る。

メルセデスGPがなぜ月曜日に新車を公開しなかったと尋ねられたロス・ブラウンは「準備ができなかったんだ!単純に準備ができていない」とコメント。

「新車はみんなにとって非常にタイトなプログラムだ。我々には4回のテストしかないし、最初のテストの前には時間を最大限に作る必要がある。我々全員にとっても最も重要なことはマシンのパフォーマンスだ」

「だから、我々はここでチームを発表し、新しいカラースキームをみせた。我々にはバレンシアに新車を持っていくのに1週間の時間がある。しかし、全体的なプライオリティはマシンのパフォーマンスだし、我々はチームに初テストに向けてマシンを準備するために最大限の時間を与えたかった」

「初テストに持っていくクルマは、マシンの最終型ではない。我々はバーレーンの前に主要なアップグレードを行う。バレンシアで公開するのは2010年のシャシーと基本的なものになるだろうが、それは一般的なことだろう。バーレーンには新しいエアロパッケージを間に合わせる」

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メルセデスGP MGP W01 (主要諸元)

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1