メルセデスF1、2021年F1マシンは『W12』と命名
メルセデスF1は、2021年マシンを『W12』と命名したことを明らかにした。

2021年のF1世界選手権は新型コロナウイルスの影響を考慮して2020年型のシャシーを持ち越す異例のシーズンとなる。そのため、レッドブル・ホンダは『RB16B』、マクラーレンは『MCL35M』と2021年F1マシンに連番ではなく前年モデルの改良型であることを示す記号をつけた名前を与えている。

また、アルファロメオは連番をひとつ飛ばした『C41』と命名。これは2021年に予定されていた新レギュレーションの導入に向けて開発していた次世代F1マシンに『C40』という名前を先につけていたための対応となる。

フェラーリも同様のアプローチを採用しており、2021年マシンのプロジェクトを『673」、2022年マシンのプロジェクトを『672』というコードネームを付けて開発している。だが、マシン名にそこまで規則性をもたせていないフェラーリは2021年F1マシンの名前を『SF21』としている。

メルセデスは1月29日(金)に2021年F1マシンのティザー画像を公開。マシン名を『W12』とすることを明らかにするとともに、ブラックのカラーリングの継続を示唆。

昨年、メルセデスは人種差別との戦いと平等のためのサポートの表明としてマシンをブラックに塗ることを決定。2021年F1マシン『W21』でもブラックのカラーリングを継続することを明らかにしている。

2021年 F1マシン名称
メルセデス:W12
レッドブル:RB16B
マクラーレン:MCL35M
アストンマーティン:未定
アルピーヌ:A521
フェラーリ:SF21
アルファタウリ:未定
アルファロメオ:C41
ハース:未定
ウィリアムズ:未定

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1マシン