ダイムラー 「メルセデスF1チームの収益性をさらに高めたい」
メルセデスF1チームの親会社であるダイムラーは、チャンピオンチームであるメルセデスF1の収益性をより高くすることを目指している。

近年、メルセデスF1チームは、シーズンごとに4億ドル以上(約414億円)と報じられる予算を費やして、7年連続で両方のタイトルを連覇してきた。だが、これはブランド広告における価値と社内の技術的な専門知識の開発によって相殺されている。

しかし、今年からF1には予算上限が導入される。F1チームは1億4500万ドル以下の運用予算に制限され、今後2シーズンでその額はさらに削減される。

ダイムラーは、F1チームの成功を利用してより低いコストで収益性の高いグローバルフランチャイズを確立することを望んでいる。

「投資収益率はすでに良好だが、さらに良くなるだろう」とダイムラーのオラ・ケレニウス会長は Motosport-Total.comに語った。

「チームをお金を稼ぐビジネスに変えることは可能だ。そうすれば、たとえばサッカーやアメリカンフットボールのようなリアルなスポーツフランチャイズと比較することができる」

最近、ダイムラーはメルセデスF1チームの株式を化学大手のINEOSに売却した。現在、メルセデスF1チームの所有権は2つの会社とCEO兼チームプリンシパルのトト・ヴォルフの間で3つ均等に分割されている。

オラ・ケレニウスは、新しいセットアップを“非常に調和のとれた関係”だと表現する。

「トトと私が座って、どのように継続したいか、成功したパートナーシップに誰かを追加し、別の強力なサードパートナーを獲得したいかどうかについて話し合ったとき、我々はそれが非常に理にかなっていると判断した」とオラ・ケレニウスは説明した。

「我々はイネオスを知っており、すでに商業面で彼らと協力してきた。彼らは技術分野だけでなく、スポーツ分野の専門知識ももたらす。これは我々が将来にむけて開発しているいくつかの技術のための究極のテストベンチだ」

「我々がこのような取引をする場合、当然ながら、それがすべての当事者にとってお互いに有利な状況であることを確認する」

最近、トト・ヴォルフは、エグゼクティブとしてチームで働き続けるための3年間の契約に合意した後、当面の間メルセデスに残ることを確認している。

しかし、昨年、ミハエル・シューマッハの史上最多F1ワールドチャンピオンに並んだルイス・ハミルトンの状況についてはまだ何も語られていない。

オラ・ケレニウスは、ルイス・ハミルトンの新しい契約条件を拒否し、F1サヒールGPで新型コロナウイルイスに感染したハミルトンの代役として大成功を収めたジョージ・ラッセルをフルタイムでレースシートに昇格させることに賛成しているという噂が続いている。

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カテゴリー: F1 / メルセデス