メルセデスF1代表 「ルイス・ハミルトンの素晴らしさを認識するべき」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ミハエル・シューマッハのF1史上最多記録に並ぶ7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンを称賛する。

F1トルコGPで6番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、濡れた難しいウエットコンディションで巧みなタイヤマネジメントとレースクラフトを見せて優勝。7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得し、ミハエル・シューマッハの記録に並んだ。

トト・ヴォルフは、この偉業によってルイス・ハミルトンが“世界の史上最高のスポーツ選手たちのなかで彼の地位を固めた”と述べた。

ルイス・ハミルトンはどこにランク付けされているかと質問されたトト・ヴォルフは「彼はドライバーワールドチャンピオンの記録という点でミハエルと同じレベルにランク付けされており、ポールポジションとレース勝利数の絶対的な記録保持者だ」とコメント。

「ルイスにお祝いの言葉を述べ、彼が行っている素晴らしい仕事、このスポーツに新しいベンチマークを設定したことを認識する必要がある」

「我々は一緒に拠点に戻るし、どのように祝うかを考えなければならない。いい方法を見つけられると確信しているがね!」

トト・ヴォルフは、チャンピオンシップを確定させることが不可欠ではなかったものの、ルイス・ハミルトンが日曜日のF1トルコGPで勝利を収めた方法に特に感銘を受けたと語った。

オープニングラップで最も近いライバルであるチームメイトのバルテリ・ボッタスがスピンし、タイトル争いはすでに事実上終わった。しかし、それでもルイス・ハミルトンは表彰台のトップステップで祝うことができるように、レースに勝つために最大限の努力をした。

「今日何が起こったのか見てほしい。彼はライオンとしてハイグリーだった」とトト・ヴォルフは Sky Sports F1 に語った。

「雨のリスクがあったことで、最後はスリックのようなタイヤで運転していたが、まったくモチベーションが低下していなかった」

「物事を俯瞰的に見れば、彼のチャンピオンシップにとって絶対的な結果はそれほど重要ではなかったが、彼はハングリーなままだったし、まったくミスを犯さなかった」

「それは彼がいかにコミットしているかの証明だ。彼はステイホームという規律を重んじていたし、ここにきて、完璧に実行して見せた」

トト・ヴォルフは、他のドライバーが新しいタイヤに交換するために2回目にピットストップをするなかで、ルイス・ハミルトンを古いインターミディエイトタイヤで続けさせるという決定が重要だったと語った。

「戦略的に彼をそのまま続けさせることは正しかった。彼はどんどん速くなっており、彼をピットインさせる理由はなかったがね」とトト・ヴォルフは語る。

「タイヤの完全性が損なわれていないことは分かっていた。最後は、雨が降ってくるかどうか少し心配だった。それまでにタイヤは基本的にスリックタイヤになっていたからだ」

「そのため我々は彼がピットインできるようにしていた。彼がそうすることに決めたのならば、我々は準備ができていると彼に伝えていた。彼はそこにとどまり、辛うじてやりくりした」

メルセデスF1は、コンストラクタータイトル7連覇をすでに祝っている。特にF1が新型コロナウイルスのパンデミックによって直面する困難を考えると目覚ましい成果だ。

「今年は我々だけでなく、世界中のすべての人にとって非常に困難であり、非常に特別な年だった。我々は人々を楽しませることができたと思う」

「このような厳しいレースの後、このような年にトップに立てたことは本当に格別な気分だ」

驚くべきことに、ルイス・ハミルトンはまだ2021年にメルセデスF1に残留するかどうかを確認していない。しかし、レース後のハミルトンのコメントは来期以降も残留することを強く示唆するものだった。だが、トト・ヴォルフにとってそれは経済的な頭痛の種を引き起こすかもしれない。

ルイス・ハミルトンの契約交渉について尋ねられたトト・ヴォルフは「今日でかなり値上がりしてしまった」と笑った。

「おそらく年末を目指すことになるだろう」

トト・ヴォルフ自身も2020年末でメルセデスF1との契約が期限を迎える。彼はルイス・ハミルトンがメルセデスF1に残留するかどうかが明確な要因であると認めたものの、自身の計画について引き出されることを拒否した。
「ルイスを見ると、我々は長年にわたって一緒に築き上げてきた非常に強い絆がある。チームは彼より100%手助けしており、彼はチームを100%手助けしている」

「我々の両方がお互いの要因だと思う。チームの後ろにはとても大きな構造があるので、私が去ったとしても、彼らはまだ勝っていくだろう」

「それが将来の私の義務でもあるかどうかにかかわらず、チームが勝利することを確実にするために、私はその基礎を築いていく。だが、その瞬間はまだ来ていない」

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カテゴリー: F1 / メルセデス / ルイス・ハミルトン