メルセデスF1、ギアボックス問題を解決すべく対策パーツを第2戦に投入 / F1シュタイアーマルクGP プレビュー
メルセデスF1は、先週末にレッドブル・リンクで両ドライバーのレースを脅かしたギアボックス問題を解決すべく、第2戦シュタイアーマルクGPにむけて新コンポーメントを導入する。

開幕戦F1オーストリアGPで“ブラックアロー”の2台は予選と決勝で圧倒的な速さを見せたものの、レースウィナーのバルテリ・ボッタスと4位入賞のルイス・ハミルトンは、ギアボックス問題によるリタイアを回避するために縁石を避けて走行しなければならなかった。

「初戦の結果は順位表では良いものに見えるが、実際にはレースを終えることができたのは幸運だった」とメルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1シュタイアーマルクGPにむけたプレビューで語った。

「信頼性が、我々にリアルな懸念を引き起こしていた。それが我々が最優先事項として取り組んでいる部分だ」

「我々の主な問題は、シュピールベルクの攻撃的な縁石によって引き起こされたギアボックスの電気コンピーネントにあった」

「我々は最初に金曜日にその問題に気づき、すぐにファクトリーとトラックの両方で次のレースの緩和策に取り組み始めた。状況を改善するために、今週末に新しいコンポーネントを実装する」

だが、メルセデスの戦略責任者であるジェームズ・ボウルズは、新しいコンポーネントは必ずしも完全な修正ではないと警告する。

「これらの問題を解決できなければ、ほんの数日後には再び問題が発生することはわかっている」とジェームズ・ボウルスは語った。

「そして、その問題の背景には日曜日に1台もしくは両方のマシンがレースをフィニッシュする機会を犠牲にするという現実としてある。それくらい複雑な問題だ」

「もしそれが簡単なものであれば、先週それを修正するためにベストを尽くしただろう。だが、明らかにそういう類のものではない」

「現在我々が把握しているのは、ギアボックスの電気的な要素に問題があるというだけであり、グランプリを切り抜けるためにはさらに多くのことを行う必要がある」

再びメルセデスF1の両ドライバーが問題を緩和させるためにシュピールベルクの縁石を回避することを要求されるならば、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタは日曜日に厳しい戦いを強いられることになるかもしれない。

「オーストリアのサーキットが非常に攻撃的だという現実がその背景にある。サスペンションメンバーとマシンに多くの負荷がかかる。ラップタイムを出すために縁石を使用する必要があるが、それらの縁石はマシンに多くの振動を発生させ、多くの負荷をかえる」

「ギアボックスの問題自体は本質的に電気的なものであり、この問題に対処するために数日を費やしているという現実がその背景にある」

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カテゴリー: F1 / メルセデス / F1オーストリアGP