メルセデスF1、レッドブルのレース再開にむけた努力を称賛
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、7月5日にF1オーストリアGPを開催するために取り組んでいるレッドブルを称賛した。

新型コロナウイルスの世界的流行により2020年のF1世界選手権は休止を余儀なくされているが、7月5日にレッドブル・リンクを舞台としたF1オーストリアGPでの開幕がほぼ確定しているとされている。

その計画にはレッドブルが大きく関与している。オーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、レッドブル・リンクを所有してレースを開催するだけでなく、この地域にいくつかのホテルを所有している。

最新の報道によると、レッドブル・リンクで7月5日と7月12日に2週連続でレースを開催。レースは無観客で行われ、メディアを含め、サーキットに入れる人数は2000人未満に制限されるという。また、F1が新型コロナウイルスから隔離されていることを確実にするために、陰性である証明証がなければ、ゲートをくぐることはできないとされている。

それがレッドブルがF1と地方自治体とともに考案した巨大な作戦となる。メルセデスF1チーム代表であるトト・ヴォルフはその計画を称賛する。

「現在、誰もがコロナのジレンマに巻き込まれている」とトト・ヴォルフは Osterreich に語った。

「しかし、オーストリアの政策立案者が必要な安全対策を考慮してレースを始める方法を見つけた場合、それはオーストリアとF1の両方にとって素晴らしいニュースだ」

ここ数日、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、プロジェクト全体のスポークスパーソンを務めており、金曜日にはレース開催にむけてすべてが順調に進んでいると語っている。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / レッドブル・レーシング