マクラーレンF1 「ガブリエル・ボルトレトの他でのF1シート獲得は妨げない」

マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、ブラジル人ドライバーのガブリエル・ボルテレトが2025年のザウバーF1チームのシート獲得に絡んでいるという噂がある中、チームは「他のグリッドでF1シートを獲得する」ことを「止めない」と明言した。

20歳になったばかりのボルテレトは、今シーズンのフォーミュラ2で2勝を挙げ、5回の表彰台フィニッシュを達成しており、カタールとアブダビでの最終2ラウンドを前にF2選手権の首位に立っている。

好調な走りを見せるボルトレトは、ザウバーF1チームがチーム体制を一新し、周冠宇とバルテリ・ボッタスの両ドライバーと決別する場合には、来季ニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとして空席となっているシートに座るのではないかという噂も浮上している。


F1パドックがボルテレトのホームイベントのためにブラジルに到着すると、ステラは、サンパウロ出身のドライバーがマクラーレンと結んだ育成契約に基づく契約締結の可能性と、その内容について尋ねられた。

「ガブリエルのことを話す機会があるなら、ジュニアカテゴリーで素晴らしい活躍をし、F3で優勝し、F2では初年度でトップに立ったことを、この機会に改めて言いたい」とマクラーレンのボスは語った。

「これは、F1チームがガブリエルをドライバーとして迎え入れたいと考えるのは、ごくごく自然なことだと思うという事実につながる。マクラーレンに関しては、ガブリエルがF1で走る可能性を否定するつもりはない」

ステラは「話し合いは継続中で、今後どのような展開になるか見てみよう」と付け加えて、この話題を締めくくった。



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