マクラーレンF1代表 「進行中の開発プログラムでMCL60は大変身」
マクラーレンF1は、現在進行中のMCL60の開発プログラムによって、この夏の終わり、おそらくイギリスGPで「著しく異なる」マシンを発表することになるだろうと語った。

マクラーレンF1は、4月末のF1アゼルバイジャンGPで、エアロダイナミクスを高めるためにマシンのフロアを変更するなど、マシンを大幅にアップデートした。

バクーではランド・ノリスが予選7位、決勝9位と好結果を残したが、マイアミではノリスとオスカー・ピアストリがQ2進出を果たせず、大幅に順位を落としてレースを終えたことで、大きな失望となった。

モナコでは、2台ともトップ10入りを果たし、再びパフォーマンスを向上させた。

マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレア・ステラは、今週末のバルセロナでのレースラウンドは、おそらくオーストリア後にさらなる変革を遂げるであろう現在のパッケージについて、より適切な洞察をチームに提供することになるはずであり、それによってクルマのパフォーマンスが次のレベルに引き上げられるはずだという。

「必要な計画は、マシンをより競争力のあるものにすることだ」とアンドレア・ステラは語った。

「現在、我々はオーストリアとイギリスの間で利用可能となるパッケージをリリースしており、これによってクルマがより競争力のあるレベルに引き上げられるはずだ」

「それはクルマを進歩させ、我々が成功していると考えるコンセプトを進化させている。今あるものとは著しく異なるものになるだろう」

「来年の開発の基礎となるものだ。シーズン後半には、また大きなアップグレードがあるはずだ。

ステラは、カタルーニャ・サーキットのハイダウンフォースコーナーと高速スイープの組み合わせが、MCL60の特性に合っているはずだと考えているが、マシンの空力効率を向上させる必要があることを認めている。

「質の高いパフォーマンスを発揮することはできますが、オーバーテイクできるトラックでは、最終的にペースが必要になる」とステラは指摘した。

「高速コーナーがあるスペインが、我々のクルマに合っていることを期待したい。しかし、空力効率を向上させる必要があることは分かっているし、それは数レースで実現することになる」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1マシン