マクラーレン、コルトン・ハータとF1テストドライバー契約
マクラーレンは、インディカーのレースウィナーであるコルトン・ハータとF1テストドライバー契約。その役割の一環として、マクラーレンの2021年F1マシン『MCL35M」で走行を行う。

インディカー・シリーズで高い評価を受けているアメリカ出身のコルトン・ハータは、2019年にシリーズ史上最年少ウィナーとなり、すでに6回の優勝を果たしている。

コルトン・ハータは、F1の前年マシンでのテスト(TPC/Testing of Previous Cars)の許容範囲のなかで、2021年のF1イタリアGPで優勝したマクラーレン MCL35Mをドライブする機会が与えられる。

21歳のコルトン・ハータは、現在、インディカーでアンドレッティ・オートスポーツをドライブしている。チームオーナーのマイケル・アンドレッティは、2024年に『アンドレッティ・グローバル」としてF1参入を目指している。

昨年、アンドレッティは、アルファロメオF1チームの買収の可能性についてザウバーと交渉し、コルトン・ハータは、F1ドライブにリンクされていた。

コルトン・ハータは、2015年のMSAフォーミュラで、現在、マクラーレンのF1ドライバーを務めるランド・ノリスとチームメイトだった。

今回の契約について、コルトン・ハータは、F1マシンを運転することは常に「レーシングバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)」にあったと語った。

「常に僕のレーシングバケットリストに載っているF1カーで最初のラップを獲得する機会を与えてくれたマクラーレンに感謝したい」とコルトン・ハータは語った。

「これは、新しい形のモータースポーツで貴重な経験を積み、マクラーレンF1のような確立されたチームから学ぶ絶好の機会になるだろう」

マクラーレンF1のチームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルは「コルトンはインディカーで才能を証明しており、彼がF1カーにどのように適応するかを見るのを楽しみにしている」とコメント。

「このテストプログラムが、将来の有望なドライバーを紹介するために以前の車のテストを拡張することの利点を示しながら、彼に貴重な経験を提供すると信じている」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / インディカー / アンドレッティ / コルトン・ハータ