ライコネンとハミルトンのタッグが実現間近
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、2010年にマクラーレンでキミ・ライコネンとルイス・ハミルトンがチームを組むことは問題ではないとは語る。

フェラーリは、フェルナンド・アロンソを加入させるためにキミ・ライコネンとの契約を1年早く解消する最終段階にあるとされており、キミ・ライコネンは古巣のマクラーレンへ復帰することが確実視されている。

マクラーレンは、2010年にキミ・ライコネンと契約すればグリッドで最強のドライバーラインナップを抱えることになるが、マクラーレンには過去に2人のトップドライバーの管理で失敗した過去がある。

しかしノルベルト・ハウグは、マクラーレンがルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソが組んだときのようなリスクは起こさないとし、そのような状況に対処できると考えている。

「なんとかして最高のドライバーを得られるならば、得なければならない」

「問題なのは資金、能力、才能だ。正直、2人のスーパースターを管理することが問題だとは思わない」

「アロンソには外部にいくつか雑音があったが、実際チーム内ではみんな彼の仕事をしていたし、現実的に我々はワールドチャンピオンに勝てただろう。だが、それはチームに秩序がなかったからではない」

「フェルナンドがハンガリーでルイスをグロックせず、ペナルティを受けなかったら、もう1ポイント獲れていたと想像できるだろう。時々、そのようなことは起こる。我々は1ポイントで勝っていたかもしれないが、我々は1ポイントで負けた」

「何も変化はないと強調したい。それがとても重要だ。しかし、ドライバーを管理することがすべてだし、我々にはその資格がある」

ライコネンは、元マクラーレンのチーム代表だったロン・デニスとの関係がうまくいかなかったが、マクラーレンはライコネンとのチャンスを好んでいるだろうと語る。

「5年間の我々の関係を思い起こせば、ポジティブだったと思う」

「我々は少なくとも2つの世界選手権に勝てたはずだ。2003年は2ポイントで逃したが、エンジンの故障が理由のひとつだったと思うし、それがなければ彼は勝てただろう」

「2005年は公平に見ても彼は勝てた。その時点でのエンジンは今のように良くなかったし、信頼性もなかった。彼にとって、2度の世界選手権に勝つことが正当な結果だったと思う。彼との関係は良いし、彼も同じだと確信しているよ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / キミ・ライコネン