マクラーレン、2019年はブルーのレーシングスーツに変更
マクラーレンは2月14日（木）、ワーキングのマクラーレン・テクノロジー・センターで2019年F1マシン『MCL34』を発表。伝統的なパパイヤオレンジとブルーをさらに洗練させたカラーリングが施された。
MCL34のアンベール後、2019年のドライバーを務めるカルロス・サインツとランド・ノリスが登場。ある意味で新車よりも斬新なブルーをベースとしたレーシングスーツを披露した。ちょうどMCL34のカラーリングを反転させるカタチとなる。
スパルコ製のレーシングスーツの胸元には、新たにスポンサー契約を締結したブリティッシュ・アメリカン・タバコとのイニシアチブ『A BETTER TOMMOROW』のロゴが掲載されている。
今年からマクラーレンに移籍したカルロス・サインツは「新しいスーツ、新しいクルマ、新しいシーズン、新しいターゲット。このビーストを運転する時間だ！」と語った。
マクラーレンとパパイヤオレンジ
マクラーレンが初めてパパイヤオレンジを採用したのは1968年。創業者のブルース・マクラーレンが慣習を破って決定した。当時のグランプリでは、英国はグリーン、フランスはブルー、イタリアはロッソコルサ、ドイツはホワイトなど、各チームがマシンにそれぞれの国のナショナルカラーを施していた。
マクラーレンはイギリス国籍のチームだが、ブルース・マクラーレンは彼のチーム『ブルース・マクラーレン・モーターレーシング』を目立たせるために母国ニュージーランドのナショナルカラーであるオレンジで参戦することを決断。スポンサーロゴなどはダークブルーで掲載されていた。
カテゴリー： F1 / マクラーレンF1チーム
