F1 マクラーレン モナコグランプリ フェルナンド・アロンソ 2018年のF1世界選手権
マクラーレンのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPへの意気込みを語った。

第5戦を終了した時点でマクラーレンはフェルナンド・アロンソが全戦で入賞を果たすなど、ルノーに1ポイント差のコンストラクターズ選手権5位に位置している。

前戦スペインGPではマシンに大幅なアップグレードが施されており、低速サーキットのモナコで大量ポイント獲得を狙う。

フェルナンド・アロンソ
「去年は休んでいたので、モナコに戻ることに本当に興奮している。もちろん、インディの経験はとても楽しかったけど、モナコもレースをするには本当に特別な場所だし、なぜあれほどまで有名なグランプリ会場であるかは誰でもわかっていることだ。シーズンで最も技術的にチャレンジングなサーキットのひとつだ。78周のラップに必要なスキル、集中力、それにトラフィックへの対応、戦略、天候など、このクレイジーなレースではあらゆることが投げつけられる。2年ぶりにあの場所で走って、僕たちのクルマがどのようなパフォーマンスを発揮するかを楽しみにしている。僕たちは自分たちのパッケージの制約はわかっているし、このような低速トラックではカレンダーの他の場所とは全く異なるセットアップが求められる。でも、適応して、自分たちのエキップメントから最大限を引き出するのは誰にとっても大変なことだ。モナコは、ちょっとハンデがなくなる傾向があるトラックだし、サイコロを投げるようなものだ。スペインで目にしたように、予選がうまくいっても、状況を変えることにあるドラマの犠牲者にならないとは限らない。だから、できるだけ多くのポイントを稼ぐために土曜日にすべてを最大化して、日曜日に懸命に戦う必要がある」

ストフェル・バンドーン
「モナコではレース週末全体でトラブルを避けることが重要だ。自分が事故に直接関与していなかったとしても、このような低速トラックではセーフティカーが混乱を引き起こして、多くのドラマを生み出す可能性がある。何が起こるかは決してわからないけど、そこがこのトラックをとても特別なものにしている。スペインでのテストでは素晴らしい情報を得ることができたし、僕たちはモナコでそれをうまく活用していく。もちろん、他とは特性の異なる非常に特殊なトラックだけど、それでも学んだことを適応することはできるし、パフォーマンスを前進させられることを願っている。スペインでのシーズン初のリタイアは望んでいた結果ではなかったけど、僕たちは調査してきたし、同じ問題が繰り返されないことを願っている。モナコは典型的なサバイバルレースだし、出来る限りトラブルを避けることが常に目標だ。バリアを避けることもね!」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「モナコは正当な理由で悪評を得ている。このトラックは、ファンと同じくらいドライバー、チームの人員、スポーツのレジェンドたちが気に入っており、あらゆる意味で信じられないくらいスペクラクルなレースを提供する。このトラックでは、他のサーキットよりもドライバーの腕が試される。そこが我々全員が愛してやまないモナコのエキサイティングなレースとクレイジーなドラマを生み出している。フェルナンドがこのトラックでストフェルと共にコックピットに戻るのは嬉しいことだし、我々のアップグレードパッケージがどのようなパフォーマンスを発揮するか興味深い。モナコでは信頼性が重要な要因であることは言うまでもない。かなり多くのドラマが起こる傾向にあるし、2台揃ってレースを完走すうることが第一歩だ。ポイントに関しては何が起こるか分らないし、信頼性、優れた戦略、このトラックを熟知している二人のドライバーとともに我々はいつものようにハードにバトルをしていく」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1モナコGP