F1 マクラーレン フェルナンド・アロンソ スペイングランプリ
マクラーレンは、F1スペインGPの決勝レースでフェルナンド・アロンソが開幕戦から5戦連続でのポイント獲得となる8位入賞。ストフェル・バンドーンはリタイアでレースを終えた。

フェルナンド・アロンソ (8位)
「昨日の予選によって僕たちは今日スーパーソフトでスタートとなったし、最初の数周でいくつかポジションを稼いで、早めにピットインしてタイヤを交換する予定だった」

「でも、ターン2でのインシデントによって1周目にいくつかポジションを失ってしまったし、その時点では今日はポイント獲得は無理だと思っていた。でも、幸運なことに良いレースができたし、ミディアムタイヤで1ストップだけという良い判断をして、4ポイントを獲得することができた。レース中は応援席よりも空に集中していた。いくつかのコーナーは非常に暗い雲に覆われていたからね。雨が降れば僕たちの助けになるかもしれないと思っていたけど、残念ながら、最後まで雨は降らなかった。今日はオーバーテイクが難しかった。しばらくルクレールの後ろを走った。僕たちはまだ追い抜くための直線スピードが不足している。そこは僕たちが取り組んでいる部分だ。僕たちは自分たちのクルマの弱点がどこかを把握しているし、まもなく解決策を見つけられることを願っている。僕たちはここで良い進歩を果たしたけど、シーズンの最後まで厳しいバトルが続いていくことはわかっている。毎戦でポイントを獲得することが重要だし、ここまで5戦連続でポイントを獲得できている。今のところは満足している」

ストフェル・バンドーン (リタイア)
「残念なレースの結末だった。終盤の戦いになると感じていたし、1ストップ戦略を採用して、ソフトタイヤでの第1スティントをかなり長く延ばしていた。僕たちはタイヤをうまく管理していたし、他に対して大きなタイヤデルタを築きたかった。自分たちがどの位置で終えられるかを正確に予想するのは常に難しいことだけど、最後にオーバーテイクするチャンスはたくさんあったと感じている。今シーズンで初めて良いスタートが切れた! 滑りやすいコンディションで多くのクルマがスピンしていたので、1コーナーでクルマを避けることが重要だった。レースを早めに終えることになった問題はまだ正確にはわかっていないけど、駆動を完全に失っていたのでギアボックスだと思う。それなりのレースがあったので悔やまれる。僕たちがここに持ち込んだアップグレードは間違いなく第一歩だ。特に予選で進歩を果たすことができた。でも、まだ道のりは長いし、改善を続けて、全てのレースで新しいパーツをもたらし続けていく必要がある」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今日のレースは期待していた結果ではなかったが、スタートでのレース展開やオーバーテイクの機会が著しく限られているトラックであることを考えれば、結果には満足すべきかもしれない。両方のドライバーが1周目の混乱をかなりうまく潜り抜けたが、それぞれ3つずつポジションを失ってしまったのは残念だった。ストフェルは献身的な走りをしてくれたが、彼のリタイアで我々の100%の信頼性記録は傷がついてしまった。原因については調査を続けている。フェルナドは母国のファンの前で力強いレースをしたし、スタートで失った3つのポジションを取り戻すために懸命に戦い、再びトップ10内にクルマを戻した。今日の競争は厳しいものだったし、運が味方しなかったチャレンジングなレースではあったが、それでも我々は貴重な4ポイントを獲得することができた。今週末に成し遂げたパフォーマンス向上を糧にモナコでは新たなスタートを切る。シーズンが進むなかでこれを維持していくことが目標だ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1スペインGP