F1 マクラーレン
マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2018年にタイトルスポンサーをつけないのはマクラーレンというブランドを強化することに重点を置いているからだと説明した。

マクラーレンは、2013年にボーダフォンが撤退して以降、タイトルスポンサーなしでF1に参戦に参戦しており、元マクラーレンの代表ロン・デニスは、“F1のタイトルスポンサー時代は終わった”と語っていた。

2016年に後任としてマクラーレンに加入したザク・ブラウンは、当初チームのために新しいタイトルスポンサーを獲得することが主なタスクのひとつだと語っていた。

しかし、ザク・ブラウンは今後数年でマクラーレンにタイトルスポンサーがつくことはないとし、そのような契約がチームとパートナーのどちらにとっても適切な価値を提供する可能性は低いからだと説明した。

タイトルスポンサー不在のままでシーズンを迎えることについて質問されたザク・ブラウンは「我々がタイトルスポンサーを望んでいないだからだ」と RACER にコメント。

「ニュースではそれが異なるストーリーだと思われている。残念ながら、みなさんはニュースを読むだけなので、説明しよう」

「我々はマクラーレンであり、議論の余地はある。だが、我々はマクラーレン・ブランドを前進させたいと本気で思っている。ジェフ・ゴードンがクルマから降りて、彼のマシンをドゥポン・シボレーと呼ぶNASCARとは違うし、フェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンがクルマから降りて、ボーダフォン・マクラーンやペトロナス・メルセデスと呼ぶことはない」

「では、ブランドを構築しようとする理由はなにか? 我々は大分部のチームとは異なる。我々はウィリアムズやフォース・インディアが必要としていないかもしれない方法でブランドを構築したいと考えている。メルセデスは必要としているかもしれない。私はスポンサーにそれほど価値をもたらさないと思っている。なぜなら、価値はチームの名前ではなく、クルマのブランドにあるからだ」

「“ペトロナス・メルセデスのルイス・ハミルトン”と書いたことはあるか? みんなはそれをメルセデスと呼んでいる。私はその全てが自身のブランドを曇らせており、他のブランドに大きな価値をもたらさないと思っている。私が売りたいのはタイトルレベルのブランドだ」

「頭は柔らかい方だ。『お金のためではないのか?!』と言わて、『その通り、お金のためではない』と言っているわけではない。ただ、それが我々の優先ルートではないだけだ。むしろ、プリンシパルパートナー、プライマリー、コ・プライマリー、メジャー、アソシエイツといったビジネスモデルだ」

「人々は『ああ、彼らはタイトルスポンサーを獲得できなかった!』というようにそれを見ると思う。そうではない。それは私の専門分野だ。確かに私はボーダフォンやマルボロの古き良き時代と同じような見た目のクルマを見たいとは思っているが、マクラーレンの前に名前がつくことはあまり望んでいない。なぜなら、市場に出て、マクラーレンというブランドを構築しようとしているときに、3年や5年後に再び変更する可能性のある別のブランドを迎えなければならないからだ」

「それらは永遠には続かないし、絶えず変化していくものだ。我々にはウェスト、次にマルボロ、次にボーダフォンだった時代があった。私はむしろマクラーレンでいたい」

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カテゴリー: マクラーレン