マクラーレン・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 予選レポート
マクラーレン・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの予選で、フェルナンド・アロンソが16番手、ストフェル・バンドーンが19番手だった。アロンソは40グリッド降格により最後尾、35グリッド降格のバンドーンは19番グリッドから決勝をスタートする。
今週末は両ドライバーが大きなエンジンペナルティーを受けるとともに、このサーキットの特徴は我々のマシンの強みにはあまり合っていないため、今日の予選が多少残念な結果になることは分かっていた。
フェルナンド・アロンソは、Q1で16番手のタイムとなったものの、明日は20番手からスタートする。一方、チームメートのストフェル・バンドーンは19番グリッドとなる。
チームは、レースでのパフォーマンスにより重点を置いたかたちで、本日のセッションを実施した。今週末は今のところアクシデントが多発しており、明日バクーの市街地コースで行われるレースは長く、波乱の展開になることが予想されている。その中で、マクラーレン・ホンダはポジションを上げられるよう期待している。
※新しいMGU-H(6基目、10グリッド)、ターボチャージャー(TC)(6基目、5グリッド)、内燃機関(5基目、10グリッド)、MGU-K(5基目、5グリッド)、MGU-H(7基目、5グリッド)およびTC(7基目、5グリッド)を搭載したことにより40グリッド降格ペナルティーを受けるため、決勝は20番手からスタート
※新しいMGU-H(6基目、10グリッド)、TC(6基目、5グリッド)、MGU-H(7基目、10グリッド)、TC(7基目、5グリッド)およびギアボックス(5グリッド)を搭載したことにより35グリッド降格ペナルティーを受けるため、決勝は19番手からスタート
関連:F1アゼルバイジャンGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP
今週末は両ドライバーが大きなエンジンペナルティーを受けるとともに、このサーキットの特徴は我々のマシンの強みにはあまり合っていないため、今日の予選が多少残念な結果になることは分かっていた。
フェルナンド・アロンソは、Q1で16番手のタイムとなったものの、明日は20番手からスタートする。一方、チームメートのストフェル・バンドーンは19番グリッドとなる。
チームは、レースでのパフォーマンスにより重点を置いたかたちで、本日のセッションを実施した。今週末は今のところアクシデントが多発しており、明日バクーの市街地コースで行われるレースは長く、波乱の展開になることが予想されている。その中で、マクラーレン・ホンダはポジションを上げられるよう期待している。
フェルナンド・アロンソ (16番手)
レースに向けた準備という点では、いい仕事ができた。使用したタイヤは1セットのみで、燃料の搭載量は少なく、いくつかのチェックを行った。ここでは、競争力がないことは分かっている。ただ、明日は長く、骨の折れるレースになる。これまでに、ほぼすべてのドライバーがミスをしているが、明日は自分たちがミスをしないようにする必要がある。今回のようなグランプリでは、レースを完走し、チームのためにデータを収集するとともに、マシンの改善を続けていかなければならない。また、明日はウォールにクラッシュしないようにする必要がある。ポイント圏内で完走できるように全力を尽くす」※新しいMGU-H(6基目、10グリッド)、ターボチャージャー(TC)(6基目、5グリッド)、内燃機関(5基目、10グリッド)、MGU-K(5基目、5グリッド)、MGU-H(7基目、5グリッド)およびTC(7基目、5グリッド)を搭載したことにより40グリッド降格ペナルティーを受けるため、決勝は20番手からスタート
ストフェル・バンドーン (19番手)
「今週末は、19番手からスタートする運命だったのだと思う。今日の予選では、大きなサプライズはなかった。今週末は常にレースに焦点を当ててきたので、今日の結果はそれほど意味のないものだ。ここで少し苦戦することは分かっていたし、今のところいいペースをつかめていないが、明日も全力で挑む。ここは難しいサーキットだ。長いストレートがあるので、ブレーキとタイヤの温度が下がり、それによってブレーキングのタイミングをうまくつかむことが非常に難しくなる。ただ、コース上にチャンスがあることは確かだ。これまで各セッションでコースオフするドライバーが続出しているので、その恩恵を得られるようにしたいと思う」※新しいMGU-H(6基目、10グリッド)、TC(6基目、5グリッド)、MGU-H(7基目、10グリッド)、TC(7基目、5グリッド)およびギアボックス(5グリッド)を搭載したことにより35グリッド降格ペナルティーを受けるため、決勝は19番手からスタート
エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「午後の予選結果は、とても残念だった。今週末は両ドライバーがエンジンペナルティーによって後方からスタートすることは分かっていたものの、グリッド最後尾になることは決してうれしいものではない。今日は、レースに向けてマシンを仕立て上げることに重点を置いていた。午後の予選では、みんなのためにコース上に出て、まずまずのパフォーマンスを披露したいと思っていたが、それと同時に明日の決勝に焦点を当てるつもりだった。今週末は今のところ、各セッションでコースオフやアクシデントが発生しているので、自分たちのポジションを上げるために、どんなチャンスも活かすつもりだ。我々はレーサーだ。明日は全力を尽くす」長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「今日はFP3セッションから順調にプログラムを消化できた1日でしたが、長い直線を持つパワーサーキットであることや、ペナルティーを受けることが事前に決まっていたため、難しい予選になると考えていました。ただ、予選ではQ2進出のポテンシャルはあると思っていたので、トラフィックの中での走行となったことが影響し、両方のマシンともにQ1で終わってしまったことは残念でした。昨日はフェルナンド側のPUを新しいスペックのものにしていたものの、FP2でのギアボックストラブルの影響を確認するために、今日は従来のスペックに戻さなくてはいけませんでした。新スペックのPUからはパワーの向上について前向きな結果を得られていたので、もしも今日使用することができていたら、予選結果が変わっていたのではと考えています。決勝ではグリッド後方からのスタートになりますが、我々のドライバーはいつも通りの高いパフォーマンスを見せてくれるでしょう。また、下位カテゴリーであるF2の今日のレースで、多くのセーフティカーが入っていたこともあり、明日の我々にも順位を上げていくチャンスはあると思っています。ポイント獲得の機会を逃さないよう、引き続き努力を続けていきたいと思います」関連:F1アゼルバイジャンGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP