マクラーレン・ホンダ:F1モナコGP 予選レポート
マクラーレン・ホンダは、F1モナコGPの予選で、ジェンソン・バトンが9番手、ストフェル・バンドーンが10番手だった。
F1モナコGPの予選では、両ドライバーが今年初めてそろってQ3進出を果たし、マクラーレン・ホンダは今シーズンの予選で最も競争力のあるパフォーマンスを披露した。
ただ残念ながら、ストフェル・バンドーンとジェンソン・バトンはともにグリッド降格ペナルティーを受けるため(バンドーンは前戦のスペインGPでウィリアムズのフェリペ・マッサとクラッシュしたことから3グリッド降格。バトンは新しいMGU-Hとターボチャージャーを搭載したために15グリッド降格)、決勝では2人ともトップ10圏外からのスタートとなる。
ストフェルバンドーンはQ2でクラッシュを喫し、最後のセッションに参加できなかったため、タイム計測を行うことなく10番手で予選を終了。モナコGPを12番グリッドからスタートする。一方、ジェンソン・バトンは予選9番手に入ったものの、グリッド降格ペナルティーによって最後尾からのスタートとなる。
明日の目標は、モナコではポイントを獲得し、(今週末にアロンソが参戦している)インディ500で優勝することだ。
関連:F1モナコGP 予選:ライコネンがポール、フェラーリがフロントロー独占
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1モナコGP
F1モナコGPの予選では、両ドライバーが今年初めてそろってQ3進出を果たし、マクラーレン・ホンダは今シーズンの予選で最も競争力のあるパフォーマンスを披露した。
ただ残念ながら、ストフェル・バンドーンとジェンソン・バトンはともにグリッド降格ペナルティーを受けるため(バンドーンは前戦のスペインGPでウィリアムズのフェリペ・マッサとクラッシュしたことから3グリッド降格。バトンは新しいMGU-Hとターボチャージャーを搭載したために15グリッド降格)、決勝では2人ともトップ10圏外からのスタートとなる。
ストフェルバンドーンはQ2でクラッシュを喫し、最後のセッションに参加できなかったため、タイム計測を行うことなく10番手で予選を終了。モナコGPを12番グリッドからスタートする。一方、ジェンソン・バトンは予選9番手に入ったものの、グリッド降格ペナルティーによって最後尾からのスタートとなる。
明日の目標は、モナコではポイントを獲得し、(今週末にアロンソが参戦している)インディ500で優勝することだ。
ジェンソン・バトン (9番手)
「今日の予選は大いに楽しむことができた。フリー走行はよかったものの、予選ではマシンのパフォーマンスをさらに調整する必要があり、まだ改善を続けているところだ。今年のタイヤは、動き・摩耗・寿命という点で、昨年のタイヤとは全く異なる。(ベストな状態に持っていくまでの)最後の数パーセントを理解するのは容易ではない。それでも、僕は満足している。今年唯一のレースとなる週末に、予選で9番手に入り、決勝を20番手からスタートすることになった! こんな機会に恵まれるとは思っていなかったので、僕にとっては素晴らしい思い出になる。この大きな、すばらしいマシンに乗って、モナコを駆け巡れることをとても幸運に思う。今週末の終わりには、予選9番手という結果を手にサーキットを去る。今日の結果には大いに満足すべきだと思っている」ストフェル・バンドーン (10番手)
「今日はポジティブな一日だった。僕にとっては初のQ3進出だったが、その最後のセッションで走行できなかったことが残念だ。ここでは、競争力がさらに増すことを期待して現地入ったが、今週末に一歩前進できたことは確実だ。これまでの各セッションにおいて、僕たちはトップ10圏内のポジションにつけており、マシンの中では非常に落ち着いていて、自信が持てると感じた。自分の予選が小さなクラッシュによって終了してしまったことは残念だ。ただ、ここで限界まで懸命にプッシュしていると、こういうことはときに起こるものだ。チームと協力しながら、ようやくすべてが一つにまとまり始めていると感じている。明日の決勝では、コース上で楽しみたいという一心だ」エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「本日の予選では、ポジティブな点があった。非常にいいパフォーマンスをみせ、期待に応える結果を出した。今季初めて2台揃ってQ3に進出した。仮に明日も今日の予選順位からスタートできるのであれば、両マシンで強力なポイントを獲得するチャンスを見据えていただろう。それでも、まだポイント獲得の可能性がゼロだとは思っていない。グリッド降格ペナルティーによって12番手(ストフェル)および20番手(ジェンソン)からのスタートとなるが、このストリートサーキットではどんなことも起こり得る。さらに、我々のマシンには速さがあるだけでなく、高いドライバビリティも備わっている。そのドライバビリティは、明日このタイトで曲がりくねったサーキットを78周走行する中で、ドライバーにとって大きな手助けとなるだろう。まだ全てを失ったわけではない。レースではプッシュし、多少のリスクを背負ってでも懸命に戦う。明日、モンテカルロのカジノが、私たちに幸運をもたらしてくれるかどうかみてみよう」長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「今日はポジティブとネガティブの両面があった日だと思います。予選自体は今シーズン初の2台そろってのQ3進出を果たすことができた一方で、ジェンソン、ストフェルともにペナルティーにより決勝を後方からスタートしなければならないことは残念に思っています。ストフェルについては初のQ3進出ということで、今日はその実力を存分に見せてくれたと思います。Q2での最後のクラッシュは残念でしたが、全力でプッシュしている状況下では時として起こりうることだと思います。チームは今晩、全力でマシンの修復にとりかかります。明日の決勝は13番手からのスタートですが、木曜からのペースをみていると十分にポイント獲得のチャンスがあると考えていますので、明日走りをみることを楽しみにしています。ジェンソンは、木曜日のFP2後にPUを一部交換したために決勝での15グリッド交換のペナルティーが決まっていた状況でしたが、その中でもモチベーションを高く保ち、すばらしい走りをみせてくれました。このような状況でモナコの予選を走るのは難しいものだと思いますが、ベテランらしく、スポット参戦でもきちんと結果を残してくれました。明日までに残された時間は限られていますが、今日得られたデータの分析を進め、決勝ではさらに速さをみせられるよう、ベストなセッティングを目指して作業を続けていきます」関連:F1モナコGP 予選:ライコネンがポール、フェラーリがフロントロー独占
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1モナコGP