マクラーレン・ホンダ:ポイント獲得ならず / F1イタリアGP
マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが12位、フェルナンド・アロンソが14位だった。
ジェンソン・バトン (12位)
「1周目にいくつかミスをした。スタートが悪く、レズモの最初のコーナーではザウバーの1台が僕のマシンを外側にプッシュしてきたので、僕はコース外の砂利の部分に追いやられた。その結果、1周目の最後には最後尾まで順位を落としてしまった」
「その後は、これ以上のことを望むことはできなかった。コース上でいろいろと楽しむことができ、いくつかいいオーバーテイクもすることができた。パラボリカでは外側からオーバーテイクしたけど、これはそれほど頻繁にできることではないよ! 自分のパフォーマンスにはとても満足している。12位完走はすばらしい結果ではないものの、1周目のことを考えると、それほど悪くはない。常に『たられば』と考えるものだけど、1周目でコース外に押し出されていなければ、今日はポイントを獲得する可能性があったと思う。シンガポールはここよりも確実に僕たちのマシンに適している。ここは僕たちにとって今シーズンで最も厳しいサーキットなので、トップ10にあれだけ近づけたことはそれほど悪い結果ではない」
フェルナンド・アロンソ (14位)
「今日は完ぺきなレースをすることができなかった。1回目のピットストップでは緑色のライトが点灯しないという問題があったけど、それ以外にもいくつかミスがあった。最初のピットストップで少し時間をロスしたので、それによって第2スティントでは思うような走りができなかった。今日の僕たちには、入賞できるほどの速さがなかった。なので、11位または14位で完走するのかは、それほど大きな違いではなかった。ただ、今日は最速ラップタイムを記録したので、少なくとも前向きな結果をもってレースを終えることができた。残り2周の時点で新品タイヤを装着し、コース上に戻ってグリップを最大限に利用した。今日はポイント圏外で走行していたので、最速タイムを出したところでレース結果にそれほど大きな違いが出るわけではなかったけど、統計データ上はいい記録になるので、やってみようと思った。このサーキットで自分たちに競争力があるとは思っていなかったけど、F1カレンダーにある残りのコースの大半は僕たちのマシンにより適しているはずなので、今後は僕たちにもいい時代がやって来ると思っている」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「マシンの全体的なパフォーマンスという観点では、モンツァが我々にとって今シーズンで最も厳しいレースの1つになることは分かっていました。従って、今日12位と14位で完走したという事実は驚くべきことではありません。それでも、両マシンに不具合が発生することはなく、2台ともスタートからチェッカーフラッグを受けるまで信頼性があり、レースペースは全体を通してまずまずでした。ジェンソンとフェルナンドが競り合う場面がありましたが、激しいながらもフェアな戦いでした。2人のバトルは、TVで観戦する人々やグランドスタンドの観客の皆さんを魅了するすばらしいショーになったことでしょう。我々のいるピットウォールからは、2台がコース上で少し接近しすぎているようにみえることがあります。ただ、マクラーレンは常にドライバーたちにレースをさせようと思っており、それは当然のことです。我々のドライバーは2人とも経験豊富なプロであり、自分たちがなにをしているのかはちゃんと分かっています。それと同時に、我々はとても真剣に目標に向かってひたむきに取り組む組織なのかもしれませんが、F1がエンターテイメント事業であることも決して忘れてはなりません。エンターテイメントと言えば、フェルナンドがレース終了間際にピットストップをさらに1回行い、新品のスーパーソフトタイヤを装着して走行しましたが、これは我々も同意した上で実施したことです。その結果、フェルナンドは午後のレースの最速ラップタイムを叩き出すことができました。最速タイムを記録するのは、彼のF1キャリアの中で22回目のことです。次戦のシンガポールは、モンツァとは全く異なるサーキットです。過大な約束をすることが危険をはらんでいることは常に認識しているので、そのようなことはしません。ただ、マリーナベイの曲がりくねったストリートサーキットは、このアウトドローモ・ディ・モンツァの幅広いカーブと高速ストレートよりも我々のマシンに合っているようです。我々は入賞を目指して臨みますし、それを必ず実現してみせます」
関連:F1イタリアGP 結果:ニコ・ロズベルグが2連勝
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1イタリアGP
ジェンソン・バトン (12位)
「1周目にいくつかミスをした。スタートが悪く、レズモの最初のコーナーではザウバーの1台が僕のマシンを外側にプッシュしてきたので、僕はコース外の砂利の部分に追いやられた。その結果、1周目の最後には最後尾まで順位を落としてしまった」
「その後は、これ以上のことを望むことはできなかった。コース上でいろいろと楽しむことができ、いくつかいいオーバーテイクもすることができた。パラボリカでは外側からオーバーテイクしたけど、これはそれほど頻繁にできることではないよ! 自分のパフォーマンスにはとても満足している。12位完走はすばらしい結果ではないものの、1周目のことを考えると、それほど悪くはない。常に『たられば』と考えるものだけど、1周目でコース外に押し出されていなければ、今日はポイントを獲得する可能性があったと思う。シンガポールはここよりも確実に僕たちのマシンに適している。ここは僕たちにとって今シーズンで最も厳しいサーキットなので、トップ10にあれだけ近づけたことはそれほど悪い結果ではない」
フェルナンド・アロンソ (14位)
「今日は完ぺきなレースをすることができなかった。1回目のピットストップでは緑色のライトが点灯しないという問題があったけど、それ以外にもいくつかミスがあった。最初のピットストップで少し時間をロスしたので、それによって第2スティントでは思うような走りができなかった。今日の僕たちには、入賞できるほどの速さがなかった。なので、11位または14位で完走するのかは、それほど大きな違いではなかった。ただ、今日は最速ラップタイムを記録したので、少なくとも前向きな結果をもってレースを終えることができた。残り2周の時点で新品タイヤを装着し、コース上に戻ってグリップを最大限に利用した。今日はポイント圏外で走行していたので、最速タイムを出したところでレース結果にそれほど大きな違いが出るわけではなかったけど、統計データ上はいい記録になるので、やってみようと思った。このサーキットで自分たちに競争力があるとは思っていなかったけど、F1カレンダーにある残りのコースの大半は僕たちのマシンにより適しているはずなので、今後は僕たちにもいい時代がやって来ると思っている」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「マシンの全体的なパフォーマンスという観点では、モンツァが我々にとって今シーズンで最も厳しいレースの1つになることは分かっていました。従って、今日12位と14位で完走したという事実は驚くべきことではありません。それでも、両マシンに不具合が発生することはなく、2台ともスタートからチェッカーフラッグを受けるまで信頼性があり、レースペースは全体を通してまずまずでした。ジェンソンとフェルナンドが競り合う場面がありましたが、激しいながらもフェアな戦いでした。2人のバトルは、TVで観戦する人々やグランドスタンドの観客の皆さんを魅了するすばらしいショーになったことでしょう。我々のいるピットウォールからは、2台がコース上で少し接近しすぎているようにみえることがあります。ただ、マクラーレンは常にドライバーたちにレースをさせようと思っており、それは当然のことです。我々のドライバーは2人とも経験豊富なプロであり、自分たちがなにをしているのかはちゃんと分かっています。それと同時に、我々はとても真剣に目標に向かってひたむきに取り組む組織なのかもしれませんが、F1がエンターテイメント事業であることも決して忘れてはなりません。エンターテイメントと言えば、フェルナンドがレース終了間際にピットストップをさらに1回行い、新品のスーパーソフトタイヤを装着して走行しましたが、これは我々も同意した上で実施したことです。その結果、フェルナンドは午後のレースの最速ラップタイムを叩き出すことができました。最速タイムを記録するのは、彼のF1キャリアの中で22回目のことです。次戦のシンガポールは、モンツァとは全く異なるサーキットです。過大な約束をすることが危険をはらんでいることは常に認識しているので、そのようなことはしません。ただ、マリーナベイの曲がりくねったストリートサーキットは、このアウトドローモ・ディ・モンツァの幅広いカーブと高速ストレートよりも我々のマシンに合っているようです。我々は入賞を目指して臨みますし、それを必ず実現してみせます」
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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1イタリアGP