ミカ・ハッキネン マクラーレンF1に忠告「フェルスタッペン獲得で調和を壊すな」

2026年シーズン序盤から、現行レギュレーションへの不満や契約に含まれる成績条項を背景に、フェルスタッペンの去就を巡る憶測が続いている。
最近では2027年からマクラーレンへ移籍する可能性が取り沙汰されたが、フェルスタッペンのマネージャーは2028年末まで契約を全うすると否定。また『BILD』は、レッドブルが契約を2029年末まで延長し、成績条項を削除する新契約を提示したと報じている。
「チームの調和を崩す必要はない」
ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはともに2027年まで契約を結んでおり、仮にフェルスタッペンを獲得する場合は、どちらかがシートを失うことになる。
デビッド・クルサードとのポッドキャスト『Up to Speed』に出演したハッキネンは、マクラーレンが現在のチームバランスを崩すべきではないと語った。
「とても興味深い話だ。もちろん、そこにはマックスだけではなく、多くの優れたドライバーがいる」
「でも、私が見てきたマクラーレンというチームは、常にチーム全体のパッケージを重視して運営している」
「成功するためには、チーム内に素晴らしい結束力を築くことが唯一の方法だ」
「だから私なら、そのリスクをできる限り小さくしたいと思う」
ハッキネンは、スター選手を加えることで現在の良好な雰囲気を損なう可能性があると警鐘を鳴らした。
「そういうことをすれば、このようなチームスピリットを失ってしまう」
「チームに2人の素晴らしいドライバーがいるなら、なぜわざわざ船を揺らす必要があるんだ?」
「しかもマクラーレンには、世界チャンピオン(ノリス)がいる」

クルサードとの長期コンビを引き合いに
ハッキネンは自身とデビッド・クルサードが長年マクラーレンでコンビを組んだ経験を引き合いに出し、安定したドライバー体制が成功につながるとの考えを示した。
「私たちはF1で最も長くチームメートを務めた組み合わせだった」
「それは、チーム内に良い調和があれば、なぜ別の誰かを迎える必要があるのかということを示している」
最後はクルサードに冗談を飛ばし、笑いを誘った。
「まあ、デビッド、君は時々扱いが難しかったけど、それでも私はうまく対処できたよ」
今回の発言は、フェルスタッペンほどの実力者であっても、チームの成功には速さだけでなく組織全体の調和が不可欠だという、ハッキネンらしい哲学を示すものとなった。
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