マクラーレン・ホンダ F1オーストリアGP
マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが16番手タイム、ジェンソン・バトンが18番手タイムだった。

フェルナンド・アロンソ (16番手)
「今日は両セッションでいくつかの問題が発生した。それらの内容については理解しているものの、不具合を修正するのに時間がかかり、コース上での走行時間をかなりロスしてしまった」

「FP1では電気系接続のトラブルが発生し、さらにギアボックスのソフトウェアに関する問題もあった。一方、FP2では、ジェンソンのマシンに点火プラグの問題が発生したため、予防策として僕たちもそこで、この日のプログラムをストップすることになった。マシンには新しいエンジン部品を搭載しているので、今日、安全に走って、問題を十分に調査したうえで、明日はトラブルが起きないようにした方が良いと考えたためだ。ただ、それによって今日は走行時間が十分に取れず、新しい空力パッケージを理解し、マシンのパフォーマンスを最適化するために周回を重ねることができなかった。今日失った時間を明日取り戻せるようにしたい」

ジェンソン・バトン (18番手)
「午後は点火プラグの問題が発生したため、それ以降は走行できず、残念だった。今日はあまり走り込みができなかったものの、午前と午後のセッションの間にマシンをかなり改善できたことはポジティブな点だ。マシンに燃料を積んで競争力を確認できればさらに良かったと思う。僕はグリッドペナルティを科せられる可能性が高いため、明日は難しい一日になるだろう。そうなった場合には、レース中にセーフティカーが導入されて、またゲームができるようになるよう祈るしかない。そうなることを祈っている。今は改善して、現時点で持っている力を十分に引き出し、今後のグランプリに備えて学ぶときなだ」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「今日は小さなトラブルがたくさん発生し、それによって両セッションでの走行が制限されるという、我々にとってはフラストレーションが溜まる一日でした。FP1の最初にフェルナンドのマシンに電気系の接続トラブルが発生し、それを修正するのに少し時間がかかってしまいました。その後、午前中のセッション終盤には、ギアを選択する際にちょっとした不具合が発生しました。ただ、フェルナンドは新しい空力パッケージを装着して数周走ることができ、最初のフィードバックは良好でした。今日のうちに、そのマシンでさらに周回を重ねることができればよかったのですが、今夜データを解析し、明日、プッシュできるようにします。ジェンソンについては、FP2で点火プラグに問題が発生し、それによってセッション終了前に走行を止めざるを得ませんでした。フェルナンドのマシンには不具合はありませんでしたが、予防策として彼のマシンもストップさせました。マシンのポテンシャルは高いので、土曜日には何のトラブルもなく走行を重ね、マシンの実力が確認できるようにしたいと思います。明日は明日の風が吹くです」

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