マクラーレン、レッドブルのフロントウィングを完全コピー?
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2015年からホンダとの提携がスタートするマクラーレンは、アブダビGP初日のフリー走行でケビン・マグヌッセンのMP4-29に新しいフロントウィングを装着。
テストを担当したケビン・マグヌッセンは、新しいウィングが「かなり異なる哲学」だと明かしている。
レッドブルは、チームの公式Twitterアカウントで、自チームのフロントウィングとマクラーレンのものを比較する画像を掲載し、「レッドブル、翼を授ける」のセリフを添えた。
Auto Motor Und Sport は「レッドブルのコンセプトが完全にコピーされた。マクラーレンの旧型フロントウィングと比較すると、新バージョンは事実上、共通点を持たない」と報じている。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「1回目セッションの大部分は2015年にターゲットを定めた複数のソリューションを試すために費やした」と f1news.ru に述べた。
「それらは新しい空力コンセプトに関連しており、来年のマシンに採用される」
さらにエリック・ブーリエは、この“新しいコンセプト”が、元レッドブルの空力部門責任者でマクラーレンに移籍したピーター・プロドロモウによるものだと明かしている。
「つまり、我々は今、2015年型マシンの基礎となるコンセプト決定を確認しようとしており、この作業は来週のテストでも続けることになっている」
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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / レッドブル・レーシング