マルシャ
レースドライバーのジュール・ビアンキが日本の病院で昏睡状態のままとなっているマルシャは、今週末のF1ロシアGPにどのような体制で挑むかを発表していない。

鈴鹿でのジュール・ビアンキの悲劇的な事故から数日、マルシャの幹部は重傷を負ったジュール・ビアンキをサポートすることにほぼ完全に集中している。

それでもチームスタッフはソチに向けて8,000kmを移動。水曜日には初開催のF1ロシアGPにむけてソチ・オートドロームのガレージで2台のレースカーに取り組んでいた。

マルシャのガレージのひとつには、まだ“ジュール・ビアンキ”の名前が掲げられている。

現時点で、マルシャは、どのような体制でレースに望むかは正式に発表していないが、 RMC Sport は、マルシャはF1ロシアGPに参戦しないことを検討したと報じた。

また、報じられたところでは、マルシャは、ジュール・ビアンキのチームメイトであるマックス・チルトンの一台のみの参戦と、ジュール・ビアンキに代えて、新たにリザーブドライバーに就任したアレキサンダー・ロッシを起用することを考慮しているという。

アレキサンダー・ロッシは水曜日に「決定は数時間後に正式発表される」と述べ、ロシアへと移動した。

FIAは、金曜記者会見の出席者のひとりとしてマルシャのチーム代表ジョン・ブースを発表。しかし、ジョン・ブースはまだ日本でジュール・ビアンキの側におり、週末を通してロシアにいるとは考えられていない。

スポーティングディレクターを務めるグレアム・ロードンも、最近まで日本におり、F1ロシアGPにむけてチームの準備を監督するためにソチへ旅立ったばかりとなっている。

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カテゴリー: F1 / マルシャ / F1ロシアGP