ロータス
ロータスは、今年の全てのグランプリでライバルに対するタイヤ面のアドバンテージが必ずしも続いていくとは考えていない。

ロータス E21のタイヤマネジメント能力は、オーストラリアGPでのキミ・ライコネンの優勝の鍵となった。

主要なライバルが3ストップを敢行するなか、キミ・ライコネンは2ストップでレースを走り切っている。

ロータスは、クルマがタイヤデグラデーション面で最高のクルマの一台だと自信を持っているが、テクニカルディレクターを努めるジェームズ・アリソンは、全ての場所でそれをやれるとは考えていない。

「かなりバランスが取れているが、どこでもコンペティティブなペースで他の誰よりも少ないピットストップで走るという手段を使えるとは仮定できない」とジェームス・アリソンはコメント。

「クルマはいいし、ドライバーは二人とも最初からそう言っている。彼らは良い感覚を持っているが、それが当たり前のことだとは思っていない」

ジェームズ・アリソンは、予選パフォーマンスがクルマの勢力図のポジションをおおまかに示していると認めるが、今年のタイヤ特性は2012年末ほどスタート位置が重要ではないと考えている。

キミ・ライコネンとロマン・グロージャンは、レッドブル、フェラーリ、メルセデスの後ろの4列目に締め出された。

ロータスは、タイトル候補との予想を軽視しているが、タイヤがレースの鍵である限りは、複雑なレースになると予想している。

「1発の速さでは、我々は3〜4番目のチームであり、我々は予選で5〜8番手ということになる」

「クルマの兆候は、レースで走るトラックの広範囲でその力があることを示している」

「誰もが予想していたよりもタイヤの物語は少ない。だが、去年よりもさらに神経質なものになっている」

「1周につき0.2〜0.3秒落ちてきて、予選ペースが意味をなさなくなるまで何周もかからないので、予選ペースは昨シーズンの最後よりもわずかに重要ではなくなっている」

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カテゴリー: F1 / ロータス