リアム・ローソン、F1デビューは「さまざまな感情が込み上げてきた」
リアム・ローソンは、F1オランダGPで負傷したダニエル・リカルドの代役としてアルファタウリでF1デビュー。土曜日の予選を20番手で終えた。

金曜日のフリー走行2回目のクラッシュでリカルドが左手を骨折。レッドブルのリザーブドライバーとして帯同していたリアム・ローソンに急遽F1デビューのチャンスが訪れた。

「まず、リカルド選手のケガを心配している。一日も早い回復を願っている」とリアム・ローソンは語った。

「今回、誰しもがつかみ取りたいと願うF1出場のチャンスをもらえたことを、とても光栄に思っている。3歳のころからの夢がかなって、さまざまな感情が込み上げてきた」

「今日はとても難しいコンディションで、慌ただしい一日だった。最初のセッションで初めてインターミディエイトタイヤで走行したので、想像していた感触とは違っていたけど、タイヤの挙動などはなんとなく把握できた」

リアム・ローソン スクーデリア・アルファタウリ F1オランダGP

「予選中はタイヤの感触がよく、タイムも上げていけたけど、再び雨が降り始めてしまった。雨でグリップがもっと落ちると思っていたけど、予想以上にグリップが高くて驚いた。すべてを出し切ったとはいえない。よいフィーリングで走行できてはいたけど、今日のようなコンディションでは、このサーキットを覚えることは難しかった」

「体力的には今のところ問題ないけど、今日はドライコンディションのときほどの負担はないはずなので、明日はもっとタフになると思う。ここはバンプがいくつかあるトリッキーなサーキットなので、習得するのに時間がかかるかもしれない」

「もし明日がドライコンディションになれば、ドライタイヤでロングランを走るのが初めてになるので、多くのことを新しく学ぶことになると思う。よりたくさんのことを習得して、最後まで走りきりたい」

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