リアム・ローソン F1イギリスGPスプリントで処分回避 ハジャーが擁護

リアム・ローソンを擁護したのは、接触寸前まで迫った当事者のアイザック・ハジャーだった。ハジャー自身がスチュワードに対し「ペナルティに値しない」と証言したことが、裁定に大きく影響した。
スチュワードが審議したローソンの防御
レース終盤、ストウ・コーナーへの進入でローソンはハジャーのオーバーテイクを防ぐため進路を変更した。この動きが「ブレーキング時の異常な進路変更」の可能性があるとして、レース後にスチュワードによる審議対象となった。
ローソンは審議で、「まだアクセル全開の状態で、ブレーキングは始めていなかった。マシンの動きは減速とコーナー進入の準備によるものであり、ブレーキング中の進路変更ではなかった」と説明した。
ハジャー「ペナルティには値しない」
一方、追いかけていたハジャーもローソンを擁護した。
スチュワードの報告書によると、ハジャーは「ローソンの動きは鋭かったが、十分なスペースは残されており接触も避けられた」と証言。「この件はペナルティに値しない」との見解を示した。
さらにハジャーは、両車のエネルギーマネジメントの状況が異なっていたため、接近速度を判断することが難しい状況だったとも説明した。
警告処分でスプリント1ポイントを維持
スチュワードは両ドライバーの説明を受け入れ、「より重いペナルティを科す必要はない」と判断した。
その一方で、ローソンの動きについては「防御として許容される範囲をわずかに超えていた」と評価。「コーナー進入時の動きは十分に遅く、かつ急だったため、正式な警告に値する」と結論づけた。
結果としてローソンは8位で獲得した1ポイントを維持。ハジャーを0.7秒差で抑え切り、レーシングブルズに貴重なポイントをもたらした。
今回の裁定では、当事者であるハジャー自身が「ペナルティは不要」と証言したことが大きな判断材料となった。ローソンには警告が与えられたものの、順位変動はなく、スプリントの最終ポイントを守り切る結果となった。
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— Formula 1 (@F1) July 4, 2026
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