ランド・ノリス F1中国GPでブレーキ問題「最悪の悪夢を見ているようだった」

残り数周となった時点で、チームメイトであり、最終的な勝者となったオスカー・ピアストリに次ぐ2位を走っていたランド・ノリスは、チームラジオを通じて、マクラーレンのブレーキペダルが長くなったと報告した。
チームはこれに気づき、データ上で問題を確認した。ランド・にハードブレーキを避けるよう指示し、問題に対処するよう助言した。これと並行して、2位でフィニッシュし、チームに最大限のポイントを獲得することが、まったくフィニッシュできないよりは良いというメッセージも送られた。
残り2周となったところで、さらなる放送が、問題が今や深刻であることを警告した。これにより、ランド・ノリスはブレーキに不必要なストレスがかからないよう、各コーナーでアクセルを離し、惰性走行を大幅に増やした。
3位のジョージ・ラッセルより4秒遅いラップタイムで走っていたランド・ノリスは、メルセデスドライバーに1.3秒の差でフィニッシュラインを通過した。
マシンを降りたランド・ノリスは、問題について尋ねられると「怖かった」と語った。「ブレーキが故障したときは、最悪の悪夢を見ているような気分だ」
「最後の数周は2秒、3秒、4秒と遅くなっていたので、少し怖かった。でも、なんとか生き残って最後まで走り切れた」
「オスカーに少しプレッシャーをかけてみたかったけれど、今日はできなかった。でも、満足しているし、素晴らしい結果だ。次も頑張るよ」

マクラーレンがグランプリで他チームよりペースが優れているように見えたが、ピットストップでラッセルがアンダーカットしたため、メルセデスのドライバーとノリスが一時的に順位を入れ替えた。先週のグランプリウィナーは、ターン1にDRSを使って追い抜くしかなかった。
「いくつか楽しい瞬間があった」とノリスは付け加えた。「スタートは...ある意味でそれを期待していたので、ターン1は計画通りにいった。それからジョージがピットストップで僕を追い抜いた」
「少しナーバスになったが、2回目のスティントではペースがずっと良かった。マネジメントだけでタフなレースだった」
「今日のレースで1ストップになるとは思っていなかったので、良かった。オスカーはよく走り、レース中ずっと速かった。僕は彼に近づこうとしたが、結局はできなかった」
ブレーキの問題がなければ、ピアストリに勝利を挑むことができたかと尋ねられると、「それは問題ではない。彼は勝利に値する走りを見せ、週末を通してとても良かった。2位で満足している」とノリスは語った。
「チームとして1-2フィニッシュを果たせたことは大きな収穫だ。パパイヤの皆に感謝している。まさに望んでいたレース展開だったから、とても嬉しい」
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