マクラーレンF1のランド・ノリス、劇的なF1初表彰台 「言葉にならない」
マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1オーストリアGP決勝の最終ラップでファステストラップを記録する素晴らしい走りで劇的なF1初表彰台をたぐり寄せ、“言葉にならない”と結果を噛み締めた
マクラーレンF1との彼のF1での2シーズン目となる今年、ランド・ノリスは予選ですでに素晴らしいパフォーマンスをみせて4番グリッドを獲得。決勝ではルイス・ハミルトンの降格によって3番グリッドに昇格した。
素晴らしいスタートで少しの間2番手に浮上したランド・ノリスだったが、果敢に順位アップを目指すもうまくいかず序盤の数周で5番手に順位を下げた。
後半のセーフティカーで新品タイヤに交換したランド・ノリスは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて5番手に下がり、チームメイトのカルロス・サインツからもプレッシャーを受けるかたちとなった。
それでも、ルイス・ハミルトンに5秒ペナルティが科せられたことを知ったランド・ノリスは、ターン4でセルジオ・ペレスを接触しながらも強引にオーバーテイクして4番に浮上。ファイナルラップに入る段階でハミルトンとは5.3秒の差があったが、最後の最後でファステストラップを記録して4.082秒差まで縮めてハミルトンを4位まで降格させ、3位に昇格。自身F1初の表彰台を獲得した。
「言葉がにならない」とランド・ノリスはコメント。
「レースでは本気で『クソっ!』と思うことが何度もあった。残り2周で5番手になり、カルロスにほぼ抜かれかけたけど、あきらめなかったし、なんとかペレスを抜いて、表彰台に上がることができた!」
「長いレースだったけど、ずっと全力を尽くしたし、最後の数周はかなりクールにプッシュしなければならなかったので、今は息が切れているよ!」
ランド・ノリスは、混乱した状況のなかで冷静さを保てたことを誇りに思うと語る。
「とてもハッピーだ。チームのことをとても誇りに思っている。数年前のことを考えれば、かなりの成果でだし、そのすべての一部であることを誇りに思っている」
「最後の数周、チェコを抜いたときは、彼が5秒ペナルティを科せられていることを知っていたけど、そんなの関係なかったし、前の車に近づくと常に苦労していたし、後ろのクルマに対しても脆弱だった」
「だから、彼を追い越さなければならないことは分かっていたし、ルイスにペナルティが出たので、スピードを上げて、プッシュしていかなければならなかった。でも、ここはリズムが重要だし、僕はロックしていた。『もうすぐ下り坂だけど、うまくリカバーしている。僕はそのためにここにいるんだろ』という感じだったね」
カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム / F1オーストリアGP
マクラーレンF1との彼のF1での2シーズン目となる今年、ランド・ノリスは予選ですでに素晴らしいパフォーマンスをみせて4番グリッドを獲得。決勝ではルイス・ハミルトンの降格によって3番グリッドに昇格した。
素晴らしいスタートで少しの間2番手に浮上したランド・ノリスだったが、果敢に順位アップを目指すもうまくいかず序盤の数周で5番手に順位を下げた。
後半のセーフティカーで新品タイヤに交換したランド・ノリスは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて5番手に下がり、チームメイトのカルロス・サインツからもプレッシャーを受けるかたちとなった。
それでも、ルイス・ハミルトンに5秒ペナルティが科せられたことを知ったランド・ノリスは、ターン4でセルジオ・ペレスを接触しながらも強引にオーバーテイクして4番に浮上。ファイナルラップに入る段階でハミルトンとは5.3秒の差があったが、最後の最後でファステストラップを記録して4.082秒差まで縮めてハミルトンを4位まで降格させ、3位に昇格。自身F1初の表彰台を獲得した。
「言葉がにならない」とランド・ノリスはコメント。
「レースでは本気で『クソっ!』と思うことが何度もあった。残り2周で5番手になり、カルロスにほぼ抜かれかけたけど、あきらめなかったし、なんとかペレスを抜いて、表彰台に上がることができた!」
「長いレースだったけど、ずっと全力を尽くしたし、最後の数周はかなりクールにプッシュしなければならなかったので、今は息が切れているよ!」
ランド・ノリスは、混乱した状況のなかで冷静さを保てたことを誇りに思うと語る。
「とてもハッピーだ。チームのことをとても誇りに思っている。数年前のことを考えれば、かなりの成果でだし、そのすべての一部であることを誇りに思っている」
「最後の数周、チェコを抜いたときは、彼が5秒ペナルティを科せられていることを知っていたけど、そんなの関係なかったし、前の車に近づくと常に苦労していたし、後ろのクルマに対しても脆弱だった」
「だから、彼を追い越さなければならないことは分かっていたし、ルイスにペナルティが出たので、スピードを上げて、プッシュしていかなければならなかった。でも、ここはリズムが重要だし、僕はロックしていた。『もうすぐ下り坂だけど、うまくリカバーしている。僕はそのためにここにいるんだろ』という感じだったね」
カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム / F1オーストリアGP