ランス・ストロール コラピントに応酬「ポイントを取ることを考えた方がいい」
ランス・ストロールは、サンパウロGP後に自分を公然と批判したフランコ・コラピントに対し、ラスベガスGP前の会見で強い言葉で反撃した。

サンパウロGPのオープニングラップで発生した接触について、コラピントはストロールを「いつも他人を巻き込む」「ミラーを見ていない」と厳しく非難していた。

しかしラスベガスに入ると、ストロールは彼の今季の“0ポイント”を引き合いに出しながら反撃し、論争が一気にヒートアップする形となった。

ストロールが“ポイント0”を突き刺す痛烈反論
ストロールは、コラピントの批判について問われると、次のように語った。

「聞いたよ。わからない。たぶん彼は人生にフラストレーションを感じて怒っているんじゃないか」

「チャンピオンシップで彼が何ポイント持っているか、俺にはわからない」

「彼はゼロポイントだ。知らないけど、まずは自分のことに集中して、今年ポイントを取ることを考えた方がいいんじゃないかな」

さらにストロールは、サンパウロGP後にガブリエル・ボルトレトと話し合ったと明かし、接触については次のように述べた。

「俺はレースをしているだけだ。ブラジルで何のペナルティも受けていない。レース後、ガブリエルと話したよ」

「たぶんフランコは、自分のシーズンにフラストレーションを感じていて、望んだ場所にいないんだろう。関係ないことを話す必要があると感じたんだ」

「俺のアドバイスとしては、自分のことに集中して、まずは今年ポイントを取ることじゃないかな」

フランコ・コラピント

コラピント、ラスベガスで“熱くなっていた”と軌道修正
一方、フランコ・コラピントはラスベガスのFIA会見で、自身の発言を撤回気味にトーンダウンさせた。

「たぶんレース後の“ヒート・オブ・ザ・モーメント”だったんだと思う」

「ガビとのインシデントは…僕はすぐ後ろにいて、その瞬間を見ただけだった。でも、もし彼に影響を与えたなら申し訳ない」

「もちろん、レース後のヒートだった。それで…うん、すべてが大丈夫であることを願っている」

「僕たちは今年、多くの時間をトラック上で一緒に過ごしてきた。とても近い位置で走ることが多かったし、接近戦もあった」

両者の立場:ストロールは32ポイント、コラピントは0ポイントで2026年続投
コラピントは今季ポイント未獲得ながら、すでにアルピーヌから2026年の残留が発表されている。

一方、ストロールはチャンピオンシップ15位、32ポイントを保持している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / F1ラスベガスGP / フランコ・コラピント